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野山のおるごーる仙人

木と音楽を愛する老人のブログです。 定年退職してからは毎日、携帯圏外(時々繋がることもあります?)の山の中に隠ってライフワークの木工に励んでいます。 最近はオルゴールの音色に魅せられて作品の70%以上がオルゴールです。

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2015年3月

2015年3月31日 (火)

音の椅子その-8

座板と背板を切り出して仮止めし、バランスを確認します。
だんだん椅子らしくなってきました。

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背板上部に付ける笠木を杢のあるウォールナッツで木取りしておきます。

小鳥の彫刻を入れるために切り抜きを行います。

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ムーブメントのネジを巻くために座板を跳ね上げるための蝶番を座板をクランプで仮固定して取付けます。

この蝶番はその構造上0°まで開かないので座板の蝶番取付部を斜めに15°程度彫り込む必要がある事が判明しました。

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霧の朝とヴィオラの花道

昨日の朝はその全日の雨の影響で霧がかかっていました。
菜の花畑も背後に霧がかかって幻想的な風景です。

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日が射して来ると霧はすぐに消えてしまいましたが山の方はまだ霧に包まれています。
ユキヤナギが満開、桜はまだ3分咲き程度です。

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いつもはうっとうしく感じる杉林も今朝は霧の演出でちょっと幻想的なたたずまいを見せてくれます。

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霧が晴れるとレンギョウもあざやかに

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黄色のチューリップが3輪、昨年より2週間早いです。

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そして昨日は夕方から久々のコンサートホールへ行って来ました。

この日は「ヴィオラの花道」京響のヴィオラ奏者9名によるアンサンブルです。
実は長女からのコンサートの後のお食事付のちょっと遅い誕生日プレゼントです。

月曜日にもかかわらず、何とほぼ満席!
娘に聞くとコンサートマスターの小峰さんはファンクラブもある程の「スター」らしいです。納得・・・

普段は縁の下の力持ちのヴィオラがこの日は全員が晴舞台です。
小峰さんの渋いヴィオラの音色も良かったですが私は店村氏の ん、ヴァイオリンでは?と思わせる程の輝く高音域が印象的でした。

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2015年3月29日 (日)

昇降盤の調整

注文していたテーブルソー用のソーゲージが届きました。

これはソーブレードとマイターゲージの溝の平行度をチェックするもので、この精度はテーブルソーや昇降盤の命です。
いくらマイターゲージの角度を正確に調整してもブレードと溝が平行でなかったら正確な切断ができないばかりか、切断面が焦げたりキックバックを受け易くなったりします。

ソーブレードをできるだけ高く出し、マイターゲージの溝にソーゲージをセットしてブレードの一番手前にスライドさせダイヤルゲージの目盛りをゼロにセットします。

先ずソーブレードをゆっくり手で回してブレードのブレを確認します。
これは1目盛り(0.001インチ=0.0254mm)以内だったので充分な精度です。

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ソーゲージを奥にスライドさせてダイヤルゲージの目盛りを見ます。
写真では8目盛り+なので8×0.001=0.008インチ(約0.2mm)だけ奥の巾が広いという事です。
一応許容範囲内ですが今研ぎに出している400mmのブレードを付けると計算値では0.26mmとなるので調整しておきます。

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主軸のベアリングを固定している4本のボルトをメガネレンチで一旦ゆるめ、スプリングワッシャーが少し効く程度に締め直します。主軸のベアリング受けのブロックを玄翁で軽く叩いてダイヤルゲージの指針がゼロを示すようにします。

ソーゲージを手前にスライドさせてゼロであればOK、ずれていたらこの操作を繰り返して手前と奥の差がなくなるまで調整します。

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4回の調整でブレードと溝の平行が出ました。
ベアリング固定ボルトをしっかりと締め付けます。

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左側のマイターゲージ溝も右と同様に確認します。
こちらはぴったり合ってました。もっとも右と左で差があると調整のしようがありませんので諦めるしかありませんが・・・
この昇降盤のテーブルは左右の溝の平行度が精度よく加工されている事がわかりました。

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次は平行ガイドの調整をします。テーブルを上げてソーブレードを引っ込め、ソーブレードの時と同様に平行ガイドの溝への平行度を見ます。平行ガイドの2本の固定ボルトをゆるめて手前は少し強めに奥のボルトはゆるめに締め直します。

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手前と奥の指示値が同じになるように平行ガイドの奥の方を木ハンマーで軽く叩いて調整します。

調整ができたら2本のボルトをしっかり締めます。

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このソーゲージを使うと非常に簡単に精度よく調整できました。 30分足らずで完了!
主軸は滅多にずれる事はないと思いますが、平行ガイドは常に側圧がかかり、まれにキックバックを受けた時等は大きな力がかかりますのでけっこう狂うようですがこれで気軽に短時間で精度よく調整できそうです。

ポイントはこのユニークで精密ななスライダーの構造にあるようです。
写真のように2ほんのピンを溝の両側に置き、その上にバーベル状の大きなピンを置き、ソーゲージを乗せます。

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ソーゲージの裏には5本のV溝があり、溝と対象物の距離により使い分けます。

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とても良くできた測定器です。ちなみに機構部品はすべてUSA製とマニュアルに強調してありました。(笑)
たしかにこのユニークなピン類はとても美しい旋盤加工がされていました。ダイヤルゲージは台湾製かもしれませんが、でも動きはとてもスムーズでバックラッシュもありません。

アタッチメントを使ってトースカンと組み合わせれば旋盤の調整や測定にも使えそうです。

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2015年3月28日 (土)

音の椅子その-7 

ストッパーの穴位置が決まり、側板に穴開けとノブの座グリを加工してやっと箱部分の接着が完了しました。

響板と底板の取付け桟も溝に接着しますが接着面全体に薄く、均一に接着剤を塗ってクランプで固定しておきます。
オルゴールは接着不良や隙間があるとビビリ音の原因になったり、音質に影響するので手を抜けません。

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接着剤の乾燥を待つ間に響板、底板の取付け穴加工と響板押さえ板を製作しておきます。

接着の完了後一晩おいて、目違い払いと外周、内周の面取りをします。

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鉋の入らない入隅はノミで・・・

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いよいよ、脚の接合です。クサビの先端の角を少し落とし、面を取って打ち込み易くしておきます。

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はみ出した接着剤を良く拭き取っておきます。
接着剤が乾いたらホゾとクサビの突き出た部分を切り取ってノミと鉋で面一に仕上げます。

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早速ムーブメントを取付けた響板を載せてみました。

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至福の試聴の時間です!

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座板も乗せて、響きを確かめます。これはウォールナッツバージョン、和胡桃の座板のバージョンも作ります。

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座板を加工するために型紙を貼りましたがカーブが気に入らないのでほとんどフリーハンドで修正しました。

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2015年3月27日 (金)

春本番!

体育館前の用水池にもやわらかな春の朝日が・・・

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先日登場したニューイングランド街道の桜もかなりふくらんでおります。もう少し・・・がんばれ〜!

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これ、何かな〜?

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ただの葉っぱですがいきいきしてますねー。

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今年の我が花壇はちょっと元気がありません。
水仙は咲いたのが2株、チューリップの蕾も数が少ない・・・

実は昨年は新しい球根は植えなかったので、葉っぱは多いんですが・・・古い球根けっこう大きかったんですけど・・・

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八重桜の蕾はまだまだ固いです。下界でも4月中旬、ここでは毎年4月下旬です。

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嬉しい悲鳴!

今日、突然ワタナベ機械さんから連絡があり、「桐の木使いません?」・・・「たまに使うけど・・・」当工房は電波状態が非常に悪く、携帯のメールでのやり取りなので、いまいち詳細がわかりませ〜ん。
しばらくすると今トラックでそちらに向かってるので・・・30分くらいして聞き覚えのある力強いトラックの音が・・・

ワォ、2t車に満載!!
聞いてみると廃業された桐たんす屋さんの倉庫を返すので整理中とのこと、まだ軽トラに2杯分あるらしい!

材は古くて良く乾燥しているので即使えます。中には何かを作るつもりで寸法を揃えてプレーナーを掛けた物もあります。
少しですが黄檗や桂、桑も混じっているようです。

私一人では到底使いきれませんので布袋さんにも使ってもらい、桐を使いそうな人にも声をかける事にしました。
量が半端ではないのでさしあたって雨のかからない置く場所がありません。とりあえずは桟木の上に山積みにしてシートを被せましたが、これは蒸れるので良い方法ではありません。個展が終わったら整理をして雨のかからない場所に保管しましょう。

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2015年3月25日 (水)

音の椅子その-6 ストッパーの製作

椅子の外側からストッパーを操作するためのロッドの両端にM4のネジを切ります。
材料は150mmにカットしたφ4の真鍮棒です。

長いロッドにダイスで雄ねじをまっすぐに切るのは以外と難しく、最初の1ターンで平行度が決まってしまいます。
旋盤を使ってネジを立てると簡単に精度よく切る事ができます。

先ず主軸にM4ダイスをセットした4つ爪チャックを付けます。

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芯押し台の方にはドリルチャックを付けて真鍮棒をチャッキングします。
芯押し台のロックはフリーのままで右手で主軸方向に押し込みながら主軸をゆっくり手で回転させてネジを切っていきます。(もちろん電気は使いません・・・念のため)
ダイスの刃にタッピンググリスをほんのわずか付けてマーキングテープの位置まで主軸を手で回してネジを切ります。

一回転すれば芯押し台は自動的にロッドに引っ張られて主軸側に動いて行くので軽く押すだけでOKです。

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ダイスがよく切れていれば螺旋状の切り屑が軽快に出て来ます。

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きれいなネジが切れました。

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次はストッパーのロック部品をφ10の真鍮棒から作ります。
バンドソーで20mmに切断した真鍮棒の切り口をバイトで仕上げてドリルで穴が開け易いように中心を少し凹ませます。
次に突っ切りバイトで押さえバネの入る溝を切ります。(すんませーん、写真撮り忘れました。)

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センターにφ4ドリルでロッドの通る貫通穴を開けます。

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ムーブメントのストッパーレバーを押す部品を作りますが金属同士だと演奏中に共振すると不快な音を出すので黒檀の丸棒から作ります。
必要な長さは10mmですが4個分一度に作るので深さ55mmの穴を開けます。この後昇降盤で10mmにカットします。

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部材が揃いました。押さえバネは実際に装着してみて長さや強さ、曲げの角度等変更の必要があるかもしれないのでとりあえず1枚を試作しました。

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組み上がったニューストッパーです。
軸受けは硬い割に加工の楽なモアビです。(粉は刺激性があるのでマスク必携ですが・・)

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今のところ調子良く働いています。

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これでやっと箱の側板にストッパーの穴加工ができるので、その後接着ができそうです。

音の椅子その-5 響板とムーブメントの取付

響板は今回2種類、胡桃と黄檗を使ってみました。
胡桃は260mm巾の板がありましたが黄檗はなかったので2枚接ぎとします。

ビスケットを用いて自作のクランプで圧着します。このクランプは裏表均等に締め付けられるので薄い板を接ぎ合わせる時に重宝します。板が8.5mm厚と薄いので反らないように両端を並行クランプで軽く締めておきます。

底板も同じ方法で作りますが、厚みが7mmしかありません。ビスケットの厚みは4mmですからこの厚さが限度です。

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響板と底板を箱内法の実寸を測って切り出します。木目と並行方向の長さは収縮を考えて実寸−1.5mmとします。
響板には音が良く響くようにムーブメント取付け部の下を鋤き取り、取付け穴やネジ巻き用の穴を加工します。

標準品のストッパーは使えないので自分で作りますが、今回は回転式ではなくプッシュ/プル方式にします。
これはほとんどが金属加工となるのでまとめて明日の作業としましょう。

2015年3月24日 (火)

副産物

猫足の脚を作ると奇妙な形の端材がいっぱい出ます。
これで2脚分(8本分)ですが、一級品のウォールナッツなので(椅子の脚にはいい加減な材は使えません。目が通って傷や節のない物でないと安心できません。)ストーブの焚き付けにするにはあまりにももったいないので何かに活用したいのですが、なにせ数が多くて・・・

「端材を使ってアイデア工作!」でも開催するか?
入賞作には豪華賞品・・端材一箱プレゼント〜!!なんてのはいかがでしょうか?

えっ、やってみたい! 
やってみたい人はこのブログに返信でお申し込み下さい。

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2015年3月23日 (月)

音の椅子その-4

ホゾに割りクサビの溝を回し挽き鋸で切ります。この鋸刃の厚みが実にぴったりなのです!

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ホゾ穴に手で強く押し込んでこの辺まで入るようにホゾを調整します。ホゾ組の強度に影響するので慎重に少しづつ行います。根気のいる作業です。(一枚ホゾなら簡単ですが・・)

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南京鉋、小刀で脚の面取りをします。

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底部の角の面取りはノミで

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響板、底板を取付ける桟も角を糸目を取っておきます。溝に入る方は少し多めに・・これは溝に押し込む時に入り易くするのと接着剤の逃げ場を作っておくためです。

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10mm巾の割クサビの在庫がなかったので今回、多めに作っておきます。

クサビは母材と同等かそれ以上の硬さの木で作ります。今回は水楢にしてみました。ウォ−ルナッツとのコントラストもいいと思います。

昇降盤のマイターゲージを2.5°にセットします。

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長さ35mmにカットした10mm厚、240mm巾の水楢の板をマイターゲージを使って傾斜挽きしますが、厚みを一定に揃えるために平行ガイドに直方体のブロックを固定してこれを厚み方向のガイドとします。これで一回切るごとに材料を裏表逆にすれば、先端の厚み1.6mm(回し挽きの端の厚み)、角度5°のクサビが量産できます。

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できました!約120本ありますが、音の椅子一脚で16本必要ですので3脚作ると半分近くなくなります。
もっと作れば良かった!

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単調で地味な作業が続きますが、手を抜くと強度や仕上がりに大きく影響しますので、ただひたすら、削っては磨きます。

明日は組み立てられるかな?

開花間近

工房へ向かう途中のニューイングランド街道の桜並木の蕾がほころんできました!

この分だと来週には開花するかも・・・cherryblossom

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2015年3月22日 (日)

音の椅子その-3 脚の製作

材料に脚の型紙を貼付けて角ノミ盤でホゾ穴を加工します。

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細長いホゾ穴の場合、必ず両側から加工します。これは角ノミに掛かる側圧を左右均等にする事で角ノミの逃げを防止するためです。

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墨線に沿ってバンドソーで切り抜きます。

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切り取った材を元の位置にテープで固定して90°回し、同様にカットします。

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カットできた脚をスピンドルサンダーで仕上げます。

2台分が完成しました。

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300mm手押しのカスタマイズ-1

Dainichyの安全カバーの戻りバネが強すぎて特に幅広材の場合、回転軸に近い部分を押すことになるので強い力で押さないと動きません。これでは安全どころか、危険なのですぐに改良しないといけません!!

柔らかめのバネをR-ホームセンターで探して来ました。

元のバネは線径が3mm、R-ホームセンターには同じ巻き径で線径が1.6、1.8と2mmの引っぱりバネがありました。
今回は引っ張りバネでなくトーションバー的な使い方をするのでバネの硬さと先端を自分で加工する事を考えて1.8mmの物を購入しました。

両端の輪になっている部分をプライヤーとラジオペンチで伸ばして必要な長さにクリッパーでカット。

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きれいに収まりました。 戻る力もバッチリ! ソフトに確実に戻ります。
押す力も非常に軽くなりストレスを感じません。
線径の選定とバネの巻き数が多かったのも良かったかもしれません。

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次にこの星形のフェンス固定ノブですが、ノブの位置が低く、角が立っているので回す時に指が痛い!
ヘタをすると前のロッドの間に指が挟まれます。

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そこで一回り大きめのノブを水目の端材をウッドレースで挽いて作り、星形の鋳物のノブに被せてネジ止めしました。

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これで回し易くなり、冬でも冷たくありません!!
角度調整レバーのノブも合わせて木に替えるかな? また今度ですね(笑)

そういえば昔乗っていたマニュアルシフトの車は自分で作った木製のノブに交換していました。シフトパターンは自分で彫刻・・これがないと車検とおりませんので・・(笑)・・シフトパターン見て運転するか?それこそ危ないやろ!
私はエンジンブレーキを多用するのでギヤシフトの回数は普通の人の5倍以上と思います。あのメーカー純正のゴム風プラスチックは夏はべとつくし、冬は冷たく触るのもいやでした。もちろんステアリングホイールはナルディのウッドに交換してました。(今の車はエアバッグ等が付いていて自分で交換できませんが)

話がそれてしまいましたが、Dainichyはまだまだ改良するところがあります。どんどん改良して働き易い環境?で大きな仕事をしてもらいましょう。

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2015年3月21日 (土)

音の椅子その2

先日ケガキを入れた板を昇降盤を使ってホゾを切っていきます。
まず、直角カットジグで(写真忘れましたー)直角方向の切り込みを入れ、次に縦方向をカットします。
両端は一回でカットできますが、真ん中の凹部は丸鋸の厚み分づつずらせてカットします。

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ホゾの厚み方向を自作のテノンカッターでカットします。

このテノンカッターはUSの木工雑誌に載っていた物を私の昇降盤で使えるように設計変更して作った物で、角度付のホゾ等、ほとんどのホゾ加工に対応できます。

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箱部分のほとんどの機械加工が終了しました。

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2015年3月20日 (金)

50mmベルトサンダーの改良-1

ギター仙人から譲り受けた50mmのベルトサンダー、テーブルと言うよりストッパーはしっかりした造りですが寸法が小さいので私が使う用途には向きません。ストッパーは移動する必要がないので、ベッドにしっかり固定して、角度も微調整できるようにしました。(ベルトとの直角度が大切なのです。)

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さらに小さなストッパーの上に10mm厚のアルミ板でテーブルを作って取付けました。

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さらにその上に用途に応じて樺のビッグテーブルを取付けられるようにしました。

この西陣から来たNishijeanの右にちょこんと居るのはリョービの25mmベルトサンダーです。この子の元の生まれはUSリョービで10年位前までは日本でも100V仕様が売られていましたが、現在はカタログにありません。ホビーユースですが、アメリカ生まれだけあって、なかなかよく考えられており、小物の研磨には重宝します。集塵システムも考えられており、掃除機が直接つなげるようになっています。日本ではなぜこういった安価で優れた機種がすぐに製造中止になるんでしょうか?

これでベルトサンダーは100、50、25mmのラインアップが揃いました!
Nishijeanの集塵装置は時間がかかりそうなのと彼は超ヘビー級なので専用作業台をどこかに設置しなければなりません。これも含めて改良はまた次回に・・・。

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音の椅子その1

ムーブメントの入る箱部分の板の木端に鉋を掛けます。
昇降盤でカットした断面は一見きれいですが、よく見るとチップソーの刃の後が残っています。と言っても0.1mmあるなしですが・・・

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鉋を3回くらい通して滑らかにします。もちろん矩がくるってはダメなので刃の角度を調整してから慎重に掛けます。

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こんな削りくずが続いて出て来たらOKです。
昨日、帰りがけに刃を研いでおいたのですこぶる快調です。

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3台分、12枚の鉋掛けが終了しました。

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脚に接合するためのホゾをホイールマーカーでけがきます。
機械加工の場合、基本的にフェンス(ガイド)を使って加工するので本来けがき線はいらないのですが、ホイールマーカーや毛引きで木の繊維を切断しておくことにより、加工後の毛羽立ちやまくれが少なくなるとともに欠けもある程度防止できます。また加工時のフェンスの設定ミスが防止できますので私は必ずけがきます。

ウォールナッツはけがいた筋が非常に見にくいので(歳のせい?)けがいた筋を0.5mmのシャーペンでなぞります。
とてもじゃまくさい作業ですがけがき忘れを確認する意味もあるので、はやる心を抑えて丁寧に・・・

夕方になるとけがき線が非常に見ずらいので加工は明日にしましょう。(笑)

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2015年3月18日 (水)

オープニングコンサート

4月21日のオープニングコンサートのパンフレットができました。

この日の午後から6日間開催します「木と音楽と・・そしてオルゴール」展へ向けての記念コンサートです。
女性オルゴール作家の時の音色森の旅人さんにも特別出演をお願いしておりますので彼女の作品も見て、聴いていただけます。私の作るオルゴールとはまた違った物語性のあるとてもメルヘンチックなオルゴールです。もちろん音色もすばらしいですよ。彼女の作品はプログラムの5番と6番、シューマンの子供の情景から3曲と星に願いをです。
そして、とっておきの創作紙芝居も披露してくれます。私のディスクオルゴールがBGMとしてサポートします。紙芝居の内容は当日のおたのしみです。

11時から約1時間、シリンダーオルゴール(72弁と50弁)とディスクオルゴール、そして野山のおるごーる仙人のつたないお話で楽しんでいただこうと思っています。

会場の座席数に限りがあります。定員を20名とさせていただきますのでお早めにお申し込み下さい。

お申し込みは私宛かギャラリー翔さんまでご連絡下さい。
私は昼間、携帯の電波が非常に弱い山の工房にこもっておりますので、メールかFAX(家の電話と同じです。)でのお申し込みがお勧めです。(午後6時以降は自宅におりますので電話も大丈夫です。)

2015s

2015年3月17日 (火)

300mm手押しのお輿入れ

ワタナベ機械さんのユニック付トラックの力強い音とともに10時前に工房にご到着。荷台には紅白の垂れ幕こそ付いていませんが(笑)荷台の中央に我があこがれの300mm手押しさんが鎮座ましましておられまする。
かなり年増ですが、ジャラジャラした今時のデコレーションや装備を全く付けずにシンプルな美しさを保ってのご登場です。
当工房では"Dainichy"と呼ぶ事にいたしましょう。

当工房は玄関のデッキ部分の庇が少し低いのでユニックでどこまで入れられるかがちょっと心配でした。一旦デッキに降ろして、そこから人力で・・・と想定していたのでコンパネやコロも用意していましたが、ヤスイチさん、ざっと見渡して工房内に降ろせるよ!とのこと。トラックの停車位置を慎重に選んでアウトリガーを降ろし、車体を踏ん張って200kg以上ある手押しを軽々と吊り上げました。ユニックのブームをいっぱい伸ばしてゆっくり降ろすと工房内に2/3以上入ったので下にコロをかませて楽々設置予定位置まで荷降ろし完了。
ヤスイッツァン、Good job!!! good
ちょうど出勤して来られた布袋さんにもお手伝いいただきました。皆さん、ありがとうございました。

午後からさっそく接触保護カバーを外して受け入れ検査?。

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硬いカリンを削ってみました。今までの平面出しの苦労がうそのようです!

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すぐに手のとどく所にレンチと箒掛けが欲しいなと思ったので思い立った時に即、穴開け!
厚みは10mm以上ありますが、鋳物は穴開けがとても楽です。タップも簡単に立てられます。

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あっという間に完成! これで作業の途中でレンチや箒を探しまわることはないでしょう。(笑)

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次に気になったのは切削量の表示がありません。
これは時間ができた時に真鍮板で目盛りと指標を作って取付ける事にしましょう。とりあえずはマジックインキで超いいかげんな目盛りを書いておきました。まぁこれでも一応の目安になります。(手押しのばあい切削量はそんなにシビアではないですが正確なゼロ位置は必要ですね。)

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手押し鉋の場合は削り屑は90%以上カッターの下に落ちて飛散することはないので集塵システムには接続せずに機械の下にボックスを作って引出し式のダストコレクターを4月末の個展が終わったらすぐに作る事にします。
(古い機械のため集塵については全く考えられていないのですが機構がとてもシンプルなので機械の下にはじゃまになる物が一切出ていません。またこの手押しを集塵システムに接続してもチップブレーカーなど付いていないので100mmの集塵ホースではすぐに詰まる事が目に見えているのでかえってわずらわしいです。150mmの手押しでも樹種によってはしょっちゅう詰まった!)

春が来た!

工房にも一気に春が来ました。
梅の花が満開です。(1ヶ月近く遅い!)

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水仙もやっと一輪。チュリップはまだまだ葉っぱだけです。

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辛夷の蕾もふくらんできました。

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山椒の新芽

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おなじみのオオイヌノフグリ
この可憐な花にはちょっとかわいそうな名前ですね(笑)「星の瞳」「瑠璃唐草」という別名もあるようですが・・・たぶん可哀想に思った人が名付けたんでしょうね。

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たまにはこんなヴィヴァルディ風の春の歌もいいかも・・・パロディですが・・・
http://ritzongen.seesaa.net/article/179811854.html

2015年3月16日 (月)

300mm手押しカンナ

ワタナベ機械さんに密かに?注文していた300mm手押しカンナができたよとの連絡が入ったので早速現物を見に行って来ました。もちろん、巾広のサンプル材を持ってです!

念願の300mm手押しとご対面ーン!

「DAINICHI」大阪の大日精機製ですがかなり古い機械ですね(笑)
でも古い機械は基本に忠実に作られていることが多いので構造を把握してうまく付き合えば、それなりの働きをしてくれます。写真では安全カバーで見えませんが、このメーカーの手押しは刃口が狭く設計されています。刃口が狭いという事は手カンナのそれと同じで仕上がりが良く、杢板を削っても欠けが発生しにくいと思われます。また、小さい材を削る時でも比較的安全です。インフィード、アウトフィードテーブルとも上下動は”カミソリ”によるスライド式なので精度が良くスムーズなスライドができると思われます。(カミソリの調整はちょっと難しいですが・・・)

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一通り、説明を聞いて、なにせ古い機械ですから刃の交換や高さ調整などはかなりやりにくそうですが構造を理解して刃高調整ジグを作ってしまえば充分に対応できそうです。まあこの辺は実際に使いながらぼちぼちカスタマイズすることにしましょう。
モーターを100V用に交換してもらっている分、パワーがないので一回の切削量を少なめにしないといけませんが、反りや捻れを手加工で修正して基準面を作っていたことから考えると1/10否、1/100近くも時間短縮できてなおかつ精度よく仕上がります。

まず最初は300mm巾のサペリ(アフリカンマホガニー)ですが、これはセンダン科の木でわりと柔らかいので一回の切削量を0.5mm以下に押さえれば特に問題なく削れます。

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次に240mm巾の杢のあるウォ−ルナッツを削ってみました。
杢の出ている分だけウォールナッツとしては硬いです。
モーター音がちょっと苦しそうです

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ほれぼれするようなウォールナッツの杢が現れました!!

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2枚を持ち帰って早速プレーナーを通しました。
基準面がきれいに仕上がっているとプレーナーもスムーズに通ります。
(これは当たり前ですね。プレーナーは基本的に基準面に対して並行にしか削れないので、捻れた材を通してもプレーナーの中で材が動くので鼻落ちするし、いつまで経っても平面にはなりません。)

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明日、早速のお輿入れが決まりましたので今日の午後は場所の確保と整理、掃除で終わりました!

わくわく、ワクワク!!!