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野山のおるごーる仙人

木と音楽を愛する老人のブログです。 定年退職してからは毎日、携帯圏外(時々繋がることもあります?)の山の中に隠ってライフワークの木工に励んでいます。 最近はオルゴールの音色に魅せられて作品の70%以上がオルゴールです。

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2016年6月

2016年6月17日 (金)

トリマーテーブル用集塵フード

ボックスジョイントジグを使うとテーブル上はおろか、周囲に切削屑が大量に飛散するため集塵フードを作りました。

もちろん、ガイドフェンスを使わない場合の曲面の面取り加工時にも使えます。

トリマーテーブルをオープンで使った場合、上方に切削屑が舞い上がるのはトリマー内部に付いているモーター冷却用のファンで軸方向に吹き上げられるためです。この風はビットに切削屑がとどまらないためででもあるんですが特にボックスジョイントの加工時は真上から覗き込むことが多いので顔や頭にありがたくない切削屑の洗礼を受けることになります。

それで桐のブロックの残りを利用して集塵フードを製作してみましたが広範囲への飛散は減ったものの、思ったより吸引力がなく、フードの前やフード内に切削屑が溜ってしまいます。

これはどうもフードの開口が大きすぎて流速が落ちるとともに単位面積当たりの風量も小さくなってしまうためのようです。

もう一つの要因はホースの接続口を後にせず、上にしたことにより、風損が大きくなってしまったことです。
フードの後方に接続すればエアストリームがスムーズとなるのでもう少しましだったかもしれませんが、これは設置スペースのことを考えてのことなので致し方ありません。

さらにもう一点は掃除機のダストボックスがかなり満杯に近くなって吸引力が低下して来ていることですが満杯になるまではしっかり吸引してもらわないと困ります!(笑)

Img_6597

そこで先般の額作りで豊富に余っているアクリル板を使ってフードの前面にバッフル板を設けることにしました。
透明なので切削屑が吸引されていく様子が見えて楽しいです!!(笑)

写真はまだアクリル板を固定していませんが掃除機を動作させるとバキュームでアクリル板はピタッとくっ付いています。

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2016年6月16日 (木)

ウォールナッツの丸テーブル製作-3

板矧ぎができたのでジグソーで円形に切り抜きます。
このために集塵アダプターを製作したので、とても作業がはかどります。材料の上にもダストが飛び散らないので気持よく作業が出来ました。

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円形カット完了です。

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ジグソーの刃痕をカンナで滑らかにします。

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端面が直角になるようガイドフェンスを付けて削ります。

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テーブルの裏面をサンダーできれいに仕上げます。時々スケールを当てて平面がずれていないかを確認します。
表面は最後に仕上げるので今回は#120でざっと均しておきます。

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脚と貫の材を切り出し、ホゾ組みの墨付けをします。

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ジグソーの集塵アダプター

今日は雨、朝から室内が暗くてウォールナッツに書いた墨線が実に見にくいんです。(なに?歳のせいだ!・・・もちろんそれもありますが・・・)
ボッシュのジグソーには切粉を吹き飛ばす機能もあるんですが飛散するとかえって見にくいこともあります。

以前から作ろうとは思っていたんですが、満を持して(というほどタイソウな物でもありません。)作りました。

材料はジャンク箱の中にあった鉄のフラットバーとプラスティックのドリル保持アダプター?及び、木片です。
1時間余りで完成しました。

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ジグソーに装着したところです。装着は簡単ですが安定感があり、ホースもそんなにじゃまにはなりません。

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切り出した切粉が飛散する前にきれいに吸い取ってくれるので刃先も墨線もよく見えます。
こんなことならもっと早く作るんだった!(笑)

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2016年6月15日 (水)

トリマーテーブルのオプション追加

トリマーテーブルの追加オプションとしてボックスジョイントジグを追加しました。

テーブルの側面をジグのガイドとして使うので両面にカンナを掛けて平面を出します。

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スライド枠を作りますが以前、工房の窓を作った時のアングル状に段欠きした材があったのでスライド部分に使いました。
上の釘打ちしてあるのは巾を合わせるための仮止め材です。下のビームは接着中で接着完了後補強の木ネジを打ちます。

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途中、写真を撮り忘れましたので突然完成です。
最初の板は始めに6mmの真鍮のピンにぴったり合わせて枠ごと6mmスパイラルビットを通します。ビットの高さは板厚プラス0.5mmにします。切り欠いた溝を順次、ピンに嵌めてビットを通せばボックスジョイント(あられ組み)の片方が完成です。

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次の板はピンから6mm離れた位置、すなわちベース板の溝の端に合わせてカットします。
次からは前回と同じようにカットした溝をピンに嵌めてカットを繰り返します。

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写真が前後しましたがこれだけの単純なジグなのに専用のテンプレートを使った物に負けない精度と操作性を持っています。

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ウォールナッツの丸テーブル製作-2

接合面とビスケットの溝、ビスケットにボンドを均等に塗布します。
この2枚は円の端の方なので両端はボンドは不要です。

この時期、接着剤の乾燥が激しいので必要な物をすべて準備し、手元に置いてから真剣勝負です。
この面はまだビスケットの数が5枚なので少し余裕で写真が撮れましたが・・・笑

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クランプで締めて、はみ出したボンドを拭き取っておきます。

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反対側の3〜5の板です。3枚までならこの1mのポニークランプで圧着できます。

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5枚合わせると115cmとなるので板矧ぎ専用のクランプを使います。
このクランプを使うのは久しぶりです。

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ベリタス社の板矧ぎ専用パネルクランプは2本のビームを自分で作ればどんな巾の矧ぎ合わせにも対応できます。
裏、表2本のビームを使いますのでパネルに均等に力がかかるので安心して締められます。
ただ、設定が少々面倒なので90cm以上の巾の物を作る時しか使いませんが・・・

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コナラ

工房への上り道、ちょうど杉木立の始まったところに最近コナラが育ってきました。
杉林の日陰で一年中日当りが悪いんですが、それをものともせず立派な葉っぱをたくさん付けています。

がんばれ!コナラ

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2016年6月14日 (火)

ウォールナッツの丸テーブル製作開始

先日、製材して寝かせてあったウォールナッツが安定しているようなので天板の製作に入ることにしました。

1200mmの円板を作るために5枚矧ぎとし、中央の板の中心を決めて半径550mmの円を描いておきます。
これは自作のビームコンパスですがちょうど半径550mmまで描けるので今回の用途にはピッタリでした。
(ちなみにこの非常に簡単な構造で半径150mmから550mmまで10mm刻みで描くことが出来ます。)

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扱いやすいように板の長さを揃えて、矧ぎ合わせ面を充分に確認し、ビスケットの数と位置を決定して双方の板にマーキングします。

Img_6566

ビスケットの加工が完了しました。

明日はこれを接着しますが接着の行程を何回にするかが問題です!
タイトボンドを使用したいのですが「エクステンデッド」でもオープンタイムが15分(20℃での話ですからいまの気温だと10分も持ちません!)ですから余裕をみて一面ずつ行うのが無難のようです。

その代りタイトボンドは2時間も置けば次の行程に進めますからうまくいけば一日で接着完了できそうです。

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トートバンドの製作

ルーターテーブルのフェンスが調子よくなったので早速バスケットトレー等に使うトートバンド?を作りました。
この形の加工は一度に加工すると両端しかフェンスに接していないため、中間部ではビビリが生じますので上部を3mmくらい残して加工し、裏返して残りの3mmをゆっくり加工します。そのため、フェンスの両端のストッパーはビットセンターから正確に同じ寸法の位置にセットしておく必要があります。

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裏返して加工した時のわずかな段差やビビリをスピンドルサンダーで滑らかにします。

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サンドペーパーでさらに磨きます。

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昇降盤で所定の厚みにカットし。プレーナーで厚さを一定にします。

結局45mm巾の材から取れたのは短い方が6本、長い方は厚みを4.5mmにしたので5本です。
約半分は鋸屑と鉋屑となります!

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2016年6月13日 (月)

ルーターテーブルの改良

ルーターテーブルのフェンスが傷んで来たので新しい物を作りました。

今回製作したのは長尺物にも対応できるように長くて少し背の低い物です。またトリマーテーブルのストッパーが使えるようにして、止まり溝加工が簡単にできるようにしました。

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早速1/2"のスパイラルビットを使って止まり溝を加工してみました。
この加工が一発できれいにできます。溝の深さは5mm、巾は35mmです。

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そして以前にトリマーテーブル用に作った延長フェンスもそのまま使えます!

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延長フェンスに使うストッパーも改良しました。
今まではM6ボルトの先で直接フェンスを押して固定していたのを真鍮板を介して押さえるようにしました。
これでフェンスに傷が付かなくなるし、締め具合もグーです。もちろん固定もOK!

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トリマーテーブルのリフォーム完了

時の音色さんから集塵ホース径の連絡があったのでダクトにφ43の穴を開けてさっそくテスト加工を行いました。
私の掃除機のホース径はφ40なので間に変換アダプターを入れて掃除機と接続しました。

まずは12mmのストレートビットで段欠き加工です。深さ3mm、巾10mmの段が一発できれいに加工できました。
集塵機能もOKで、この手の加工なら削り屑はほとんど外に出ません。
(下の深い楕円穴は別のトリマースタンドで試し加工をした痕なので気にしないで下さい。)

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次は止まり溝の加工をしてみます。フェンス(平行ガイド板)にストッパーを取付けます。
ストッパーの位置はワークの長さ、掘りたい溝の長さ、使用するビットの径と掘り込み深さにより変わります。

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ワークのどの位置に加工するかで、前後のストッパーの位置も変わります。
今回は前後のストッパーをビットセンターから同じ距離にしました。

移動量(前後のストッパーの間隔ーワークの長さ)+ビットの直径(深さをビットの1/2以上にした時)=溝の長さとなります。
実際にはワークに溝の位置をケガいて、目分量でそれより2〜3mm少ない位置にセットし、少しずつトリミングするのが確実です。(蝶番の取付等、溝巾の精度が必要な時)

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次はフェンスを反転して、溝切りカッターでの加工をしてみました。
溝切りカッターにはガイドベアリングが付いていますが平面に加工する場合はベアリングを使用せず、フェンスに沿わした方が安定して加工できます。

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今度はフェンスが使えない変形物や曲面への飾り面の加工です。
この場合最初の切り込み時のキックバックを受けやすいので注意が必要です。
キックバックが発生する原因は最初の切削の衝撃でワークが微妙に振動してプライムカット(通常の反対送り)の領域に入ってしまうためです。これを防止するにはビットの後方でワークがしっかり保持されて正常な送り方向に力がかかっていればいいわけです。

そこでこの赤丸の孔に差し込んであるスタートピンを使用します。
まずワークをしっかりスタートピンに接触させながらワークを前方に押し出すような感じで加工面をビットに当てます。
ベアリングにワークが接して少し前方に送ったら、もうスタートピンからワークが離れても大丈夫です。

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フェンスを使用しない場合は集塵能力は落ちますが、ないよりはずいぶんましです。またビットの下に落ちる分はこのフェンスの位置ではどうしようもないのでテーブルの下は粉だらけになりますが・・・デルタのルータースタンドでは集塵ホースを分割してテーブル下も吸引してますが、それでもけっこうこぼれますね。

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一応、これで完成ということにします。

2016年6月12日 (日)

トリマーテーブルのリフォームと改良

現在使っているトリマーテーブルを購入するまで使用していたトリマーテーブルですが、けっこうしっかりと作ってあったので廃棄するに忍びず、物の台となっておりました。

時の音色さんが使っているトリマーテーブルの調子が今ひとつ、ということなのでこれを整備して使ってもらうことになりました。

どんな木工機械でもそうですがあまりに機能を欲張りすぎると「帯に短し襷に長し」の諺どおりでかえって使いにくい物になってしまいます。それでも専用機を何台も揃える訳にもまいりませんので、ある程度の汎用性は確保しなければなりません。

彼女の作品や作業内容から考えるとビットの径は3mmから35mmまで、ビットの高さは溝切りビットを考慮すると35mmまで必要です。

そこでトリマーテーブルの基本穴をもとの40mmとしたままで小径用のインサートが3種類使えるように段欠き加工をしました。インサートには手持ちの3mm厚アクリル板を使用したので段欠きの深さは正確に3.0mmでなくてはなりません。少しでも段差があるとワークが引っかかったり、傾いたりして安全で正確な加工ができません。(小さなパーツや短い物を加工する時は特に重要です。)
写真は左から8mm、10mm、25mmの穴径のインサートです。

次に平行ガイドは直線部分の面取りや溝加工にはなくてはならないもので、これなくしてはトリマーテブルでの精密加工はできません。ところが市販の物は案外いい加減な物が多くて、私が現在使用中のトリマーテーブルも付属の平行ガイドはテーブル面との直角が正確に出ていなかったので改良を加えて使っています。
平行ガイドで重要なことは
1)平面が出ていること(あたりまえですね!)
2)テーブル面との直角度が正しいこと、またスライドさせても直角が変わらないこと。
3)ストッパーが簡単に確実に装着できること。(これにより正確な止まり溝の加工が容易にできます。またスタート時のキックバック予防にもなります。)
4)吸塵装置が簡単に装着できること。
5)使用するビットとの隙間が出来るだけ小さいこと。

5)に関しては専用機でない限り完全な解決方法はないのですが、市販品のようにインフィード、アウトフィード側のガイドを別にしてスライドできるようにすれば問題はなくなりますが、現実問題として2枚の板の平行度、直角度をスライドした時に完全に保つにはアルミ押し出し材やダイキャスト製で正確に機械加工されたベースが必要となり、ショップメイドでは実現不可能です。
そこで並行ガイドを前後反転させることにより2種類のガイド板が使えるようにしました。
写真のチーク材の方が40mm巾で主に溝切り用です。長さも少し長めにしてあります。

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下の写真は反対側の桜材のガイド板で、こちらは20mm巾のスリットです。主に小物加工時用です。

両側のガイド板の間にある台形のブロックは集塵用のダクトで中央にホースの入る穴を開ける予定です。

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集塵ダクトは両側のガイド板につながっているのでアクリル板のシャッターが両側にあります。下はクローズ状態。

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こちらはオープン状態です。トリマー加工時の振動で動かないように、クリックストップを付けました。操作感も我ながらgodd!です。

このダクトのブロックはベースの下からネジ止めなので万一詰まったりした場合は簡単に分解清掃ができます。

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後は各ガイド板にストッパー取付のヘリサートを加工すればほぼ完成です。

今回の改良は私が今までトリマースタンドを20年以上使って来て使いにくかった点を改め、こんな機能があったら・・・等の集大成をかなり実現したつもりです。それでも使っていれば他にも改良したいところも出て来ると思います。
時の音色さん、ご不満があればなんなりとお申し付け下さい。

2016年6月11日 (土)

クロアゲハ

作業中になにやらパタパタと音がするので音の方を見ると大きなクロアゲハが、迷い込んでいました。

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明かり取りのポリカの波板や窓に向かって激しく羽ばたくのですがだいぶ弱っているようで時折じっと休んでいます。
クロアゲハは羽根の裏側に美しい模様があるのですが休む時は羽根を広げているのでなかなかきれいな写真が撮れません。
この写真は羽ばたくところを10枚以上連射した中の1枚です。

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こんな所で一生を終えるのも可哀想なので外に出してやりましたがツツジの葉に停まって羽根を緩やかに動かすだけで、もう飛ぶ元気もないようです。

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そしてきれいな羽根の裏側を見せてくれました。

明日はアリ達の餌食になっているかもしれませんがこれもまた自然界の摂理ですね。

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2016年6月10日 (金)

曲げ木の型枠

四方転び箱の本体が完成したのでハンドルとなる曲げ木をより簡単に正確に作るための型枠を作りました。

今までは塩ビのφ100パイプに巻き付けてサドル金具で押さえていましたが、今回はさらにきれいに曲げられて成功率100%を目指したジグです。
とは言いながら、これは本格的なもっと太い材を曲げる場合の常套手段のようです。
要するに一旦乾燥させた木材の曲げる部分に水分を含ませ、温度を上げてから型に沿わせて鋼鉄のバンドで巻きながら型に密着させていくという手法です。

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この方法で3cm角くらいの木ならきれいに曲がるらしいですが私の場合はせいぜい5mm厚までですのでバンドも1mm厚のアルミ板です。但し私の場合は曲率半径は75mmとけっこう小さいです。鋼板だと材を濡らして曲げるのでそのままでは木のタンニン分が黒く変色してしまうのでアルミフォイルやフィルムをあてがわなければなりません。

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手前は朝一に曲げて夕方に枠から外した3.5mm厚のブナ材です。
型から外すとスプリングバックで少し戻るので凧糸で少し強めに曲げておきます。

代わって型に締め付けてあるのは4.5mm厚のアメリカンシカモアです。

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四方転び箱完成

四方転び箱の接着ができたのでソケットからはみ出たピンを釘引きの個で切り落とします。
この作業は急がず、慌てずノコ身に左手の指2本をあてがって、ただひたすらまっすぐに挽くことです。

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外側の仕上げ研磨をして1回目のオイル塗装が終わりました。

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2016年6月 9日 (木)

ウォールナッツと桜の製材

今日は丸テーブルの脚に使うウォールナッツとついでに山桜を製材しました。

天板に使う板材は所定の厚みに挽いて現在室内で養生中ですが脚は断面サイズが55mm×110mm必要なので別の分厚い板から木取りしました。
このウォールナッツは5年以上前から桟積みしてあった物で購入した時点でけっこう乾燥していたのでよく乾いています。
また暴れも非常に少なく、手押し鉋を軽く2〜3回かけるだけで平面が出ました。今回は厚み方向には挽き割らないので、まず大丈夫と思います。しかし内部にストレスを蓄えている木はバンドソーで挽いている時からこんなに太い木でも見事に分かれて行くか、あるいは内側に曲がってバンドソーのブレードを締め付けます。このウォールナッツは挽き溝が最初から最後までブレードの厚みを保っていたので、とても行儀のいい木でした!(色も申し分なし!これは安心して使えそうです。)

桜の方は始めから18mm厚に挽いてあった材で、4年前に買った時は生でした。
あまりひねた桜ではない(若い木)ので材としては上等ではない(安かった!)ですが、桜独特のいい色艶です。
始めから薄く挽いてあったので乾燥は十分と思います。1.3mの長さで中央部で6mmほども反っていた物が6枚もあり、このままの長さで平面を出すと厚みが10mm以下になってしまうので、やむなく15mmの厚さで出来るだけ長い材が取れるように切断しました。でも若い桜にしては捻れや割れがなかったので上出来と思います。

後のプレーナー台に乗っているのは欅みたいな色合いですが前に立てかけてあるのと同じ桜です。(ウォールナッツの色が反射してるのかも?)

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本日の第二の成果?です。一輪車に山盛りと段ボール箱2杯、60Lゴミ袋に入れると3つ分くらいになります!

一輪車の方は桜とウォールナッツが混じってしまったのですが段ボールのは山桜100%です。必要な方はご一報下さい。(笑)
奥の段ボール箱は手前の物の4倍程大きいですが、質量は同じくらいです。奥のは手押しのダスト、手前のはDewaltプレーナーのダストです。Dewaltにはチップブレイカーが装備されているので粉々に粉砕されて出て来ます。集塵ホースが詰まらないのでいいのですが、コレが空気が入らないので燃えにくい!!

一輪車の方は桜とウォールナッツが混じってしまったのですが段ボールのは山桜100%です。必要な方はご一報下さい。(笑)

奥の段ボール箱は手前の物の4倍程大きいですが、質量は同じくらいです。奥のは手押しのダスト、手前のはDewaltプレーナーのダストです。Dewaltにはチップブレイカーが装備されているので粉々に粉砕されて出て来ます。集塵ホースが詰まらないのでいいのですが、コレが空気が入らないので実に燃えにくい!!

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2016年6月 8日 (水)

センターポンチ

ジャイロクランプと一緒に購入したセンターポンチです。

通常のセンターポンチは1本あれば事足りるんですが、今回購入した物はなんと28本セットです!
これは蝶番等を取付ける時、その取付穴のセンターを正確にマーキングする物で、以前から真鍮丸棒で自作したりしていましたが、これは鋼鉄製なので取付面が金属でも大丈夫です。
インチサイズですが1/32"(2.38mm)〜17/32"(13.4mm)まで約0.4mmステップです。

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先端はこんな形状です。まだ使用していないので使用感のリポートはできませんが、その内に使ってみようと思います。

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このポンチは中郷製ですがブランドのWoodRiverはUSのウッドクラフトやアウトドアー、キッチン用品等を扱う商社のようです。

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2016年6月 7日 (火)

ウォールナッツの丸テーブル

丸テーブルの注文をいただきました。

直径1100mmですが、出来るだけ軽くということで板厚は20〜25mmとします。
ちょうど27mm厚に挽いてもらって桟積みにしてあったウォールナッツを使うことにしました。

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白太や不良部分を外して木取りします。
短い板は幕板や貫に使います。

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反りや多少の捻れも出ていたので平面を出して、プレーナーを通すと、結局22mm厚の板で5枚矧ぎとなりました。

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2016年6月 6日 (月)

ジャイロクランプ

タイトボンド-2エクステンデッドを購入したショップでこんな物を見つけ、買ってしまいました。

「ジャイロ・クランプ」なるものです。
わずかに弾力性のある硬質プラスティックでできた台形のブロックの頂点にステンレスの球面状の物が埋め込まれているだけの物です。

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ワークに当るパッド側です。 MADE IN USAです。

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こんな使い方をします。ベンチバイスでも・・・

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ポニークランプででも傾斜のある物を安定してがっちり固定してくれます。

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クランプや小型バイスの場合はちょうどいい大きさですが、木工用のベンチバイスではセットする時にジャイロクランプを手で保持しなくてはならないのでセットするのが少々めんどうです。

そこで大きいバージョンを桜材で作ってしまいました!

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ジャイロにはなってませんが、2面が平行なワークならこの方が安定して固定できます。

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ワークに当る面には#400のサンドペーパーか1mm厚のコルク板を張るつもりでしたが、樺材のクサビを右から左へ思い切りカンナがけしてもクサビが外れることはないので大丈夫のようです。

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そう言えばパターンメーカーバイスという万力にはバイス自体にこのような機能を備えていたりアタッチメントが付属していたりするようです。

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2016年6月 5日 (日)

額の製作-6

額の裏板を押さえるトンボが入荷したのでトンボの大きさに合わせて彫り込み用のテンプレートを作ります。
彫り込みはトリマーのベースにテンプレートガイドを付けて加工しますが国産のトリマーは6mmのビットが使えるテンプレートガイドしか用意されていません。
ポーターケーブル社のトリマーなら同社のルーター用のテンプレートガイド(色々な寸法のが8種類も揃っています。)が使用できます。
そこでポーターケーブルのベースボトムを日立M6のベーストップに取付けられるように改造しました。うまい具合に日立のベーストップにテンプレートガイドの固定ナットがぴったり嵌りますので芯合わせの必要もなく4本の取付け用皿穴を開けるだけで済みました。

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テンプレートガイドを使うとテンプレートは非常にシンプルな合板を切り欠いただけのもので間に合います。
早速テンプレートを作って端材にセット

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ハイ、ばっちりです。

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本番の加工です。
加工位置にテンプレートを固定してビットの高さを慎重に調整すれば加工は一カ所10秒で終了です。

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きれいに収まりました。
この額は壁にピッタリ取付けるタイプなのでトンボがはみ出していてはまずいので彫り込みました。

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飾り額の完成です。

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2016年6月 4日 (土)

18弁の古いオルゴール

工房を整理していたらかなり古い18弁の組込み型オルゴールが出て来ました。プラツチックのケースから取り出すと現在のモデルの「ミニチュア」に相当するようです。
「ミニチュア」では香箱とガバナ部分が樹脂製の一体型になっていますが、これは昔ながらの板金製で分離しています。

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ガバナ部分は(私としては)初めて見る形なので早速分解してみました。

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ウォームホイールとギヤボックスはジュラコン製ですが増速ギヤ等は金属製です。

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ガバナの心臓部のウォームギヤと合成ゴム?性の回転翼、その間の金色の円盤はストッパーが付く場合に機能する部品と思われます。(フライホイールの役目もあるのかもしれません。)

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ガバナの回転翼側から見た写真です。シリンダーの回転が上がりすぎるとこの回転翼の先端が遠心力で外に開いて空気抵抗が増し、回転が落ちる仕掛けです。

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香箱とシリンダー部のクローズアップです。
シリンダーには円周方向にケガキ線の様な筋があり、ピンはちょうどその中央に出ているのですが、どう見てもプレス成形には見えません。鑞付けあるいはスポット溶接のように見えるんですがこんな方法でも作られていたんでしょうか?

たぶん30年以上前の物と思いますが、こんな量産物でも現在の物に比べて手を抜かずに丁寧に作られているなと感じる部分が随所に見られます。

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