プロフィール

フォトアルバム

野山のおるごーる仙人

木と音楽を愛する老人のブログです。 定年退職してからは毎日、携帯圏外(時々繋がることもあります?)の山の中に隠ってライフワークの木工に励んでいます。 最近はオルゴールの音色に魅せられて作品の70%以上がオルゴールです。

リンク

  • りょうざい屋
    デジタル角度計やハイトメーター、水分形等木工に使えるアイテムやその他にも面白そうな物を扱っておられます。
  • 山洞金物店
    金属材料のお店です。 一般的には手に入りにくい物がありますよ。
  • ワタナベ機械店
    中古木工機械のワタナベ機械店さんのホームページです。 ホームセンターの日曜大工用機械工具に愛想を尽かしたら行ってみるお店です。仕様、お値段など相談に乗ってくれますよ。
  • 手織りつづれ工房「河野」
    大山崎のつづれ織りと草木染めの工房、ギャラリーです。2階には他の作家さんの作品も展示されており、わたしの作品もちょこっと置かしていただいてます。
  • NONKOのつぶやき
    私や時の音色さんの広報部長様(かってに任命)である、のんちゃんのウイットに富んだブログです。
  • 町家ギャラリー『ぎゃらりー京町』
    福知山のぎゃらりー京町さんのブログです。 私の作品も少し置かせていただいています。
  • 木工芸家 今野祥山の暮らし
    仏像彫刻から家具、建築までこなされるスーパーマン?のブログです。
  • 布袋工房
    隣人の布袋工房さんのHPです。ブログは「回覧版」をクリックして下さい。
  • 時の音色森の旅人
    メルヘンの楽しいオルゴール作家、私の妹分?のブログです。

アクセスランキング

最近のトラックバック

ウェブページ

Powered by Six Apart

« 2016年8月 | メイン | 2016年10月 »

2016年9月

2016年9月11日 (日)

栗のテーブル-10

貫の通しホゾ楔止めはホゾの頭が5mmほど飛び出たデザインにしました。角はC3の大面を取ってあります。楔には硬いモアビを使いました。
脚と面一にする方がずっと楽なんですが、通しホゾ楔止めの場合はホゾ穴の出口を少しだけ広くしておいて楔がよく効くようにするんですがホゾの頭が飛び出していると楔で拡げられたホゾが外で広がるのでさらに抜けにくくなります。
今回は見てくれ重視の方です。

Img_7604

ホゾ組の跡の処理や調整ができたのでオイル仕上をしました。
2〜3日置いて、#320のスコッチブライトをさっと掛けてオイルで拭けば脚部は完成です。

Img_7605

棚板も完成、棚板は貫上部の溝に嵌め込むだけの取外し式です。

Img_7606

2016年9月10日 (土)

栗のテーブル-9

ホゾに割りクサビのための溝をバンドソーで入れて回し引き鋸で1.6mmに拡げます。

Img_7598

クサビを入れるとちょうどいい感じです。

Img_7600

脚部の組み立てが完了しました。

Img_7601

早速、天板に接合してみました。
問題なく接合できたので一安心。あとは貫の上に乗せる棚を作って天板の最終仕上をすればオイルを塗って完成です。

Img_7602

気になる桜

ニューイングランドの桜ですが、今年はなぜか以上に葉っぱが少ないんです!

Img_7596

今朝は気温が低くて家を出る時寒いのでTシャツの上に長袖のシャツを羽織って来たのですが、ここまで登って来ると暑くなるので桜の木陰で上着を脱ぐんですが、木陰がない・・・!

こんなに青空が見えるんです。葉っぱのぜんぜん付いていない梢が多いんです。

病気なのか虫害なのかわかりませんが来年の開花がちょっと心配です。

Img_7597

2016年9月 9日 (金)

栗のテーブル-8

ルーターにスパイラルビットを付けてアリの根元の寸法より1mm狭くガイドをセットし、長方形の溝を掘ります。(もちろん左側には5/1000の勾配が付いています)深さはアリの高さと同じにします。

Img_7586

ビットをアリ溝ビットに交換し、巾は所定の寸法よりマイナス0.2mm,、深さはプラス0.5mmにセットしてアリ溝に仕上げます。
0.2mm分は調整代で、後でアリ桟のストレート側を削って調整します。

Img_7587

アリを落とし込むための切り欠きの位置を現物合わせでマーキングします。
これはそんなに精度を必用としません。

Img_7588

トリマーで欠き取ったあとをノミできれいにさらえます。

通常は片通しホゾにして後端を共木で埋めるのですが今回は3階まで階段で上げなくてはならないので天板と脚部を簡単に脱着できるように寄せアリ(落としアリ)方式にしました。
この方法は加工がかなり面倒でアリの接合状態も目視で見えません。
長所はアリ桟の移動量が通しアリに比べて非常に少ないのでテーブル等の重量物の場合、着脱が比較的簡単なことです。
それと少しは高度な技法なのでかっこ良く見えることです!(外してみないと見えませんが・・・笑)

Img_7590

アリの絞まり具合を確かめながら勾配を付けていない側のアリをすこしづつ削って締り具合を調整します。
アリの収縮を考慮してきつめにしておきます。

Img_7589

左右のアリ桟がきれいに収まりました!

これでこのテーブル作りのハイライトは終了したも同然です。
まだまだ作業は続きますが難しい部分はもうないのでやれやれです。

Img_7592

各部材に仕上カンナを掛けました。
栗はカンナで仕上げると独特の光沢と輝きが出ます。サンドペーパーではいくら細かい番手を使ってもこの輝きはでません。

Img_7593

貫に棚板を受ける切り欠きと飾りのアールをカットしました。

Img_7594

2016年9月 8日 (木)

栗のテーブル-7

桟のアリは天板のアリ溝にゆるみ無くスムーズに接合させるために片側に5/1000の勾配を付けます。
桟の長さは700mmなので蟻の巾は先端で3.5mm狭くなります。
この加工をルーターテーブルで行うために桟の側面に5/1000勾配のガイドを両面テープで貼付けます。

Img_7575

ルーターテーブルのフェンスに5/1000勾配のガイドを沿わせて、加工します。
入口での切削量をちょうど0mmになるようにフェンスの位置を調整して切削すれば出口では3.5mm深く切削されます。

Img_7576

アリの巾は後端で47.5mm、先端で44.12mmでしたのでほぼ計算通りです。

Img_7577

ホゾをホゾ穴にぴったり合うように調整して左右の脚を仮組しました。
今回は通しホゾのクサビ締めなので少し緩め(と言っても軽く叩いて入る程度)に調整しました。

Img_7579

貫も仮組して、やっとテーブルの全貌が見えて来ました。

天板に乗せてアリ溝を掘る位置を正確にケガキます。

Img_7580

天板にアリ溝の位置をケガイたら仮組した脚部の部材をバラしてアリ桟に送り寄せ用の切り欠きを加工します。
切り欠き部分を昇降盤でカットし、ブルノーズプレーンとノミで仕上げました。

Img_7584

秋はそこまで・・・

山椒の実が弾けて種子が出て来ました!

ふぅ〜ん、こんな形で出て来るんや!・・・初めて見ました。
この殻の方が粉山椒になるんですかね?

Img_7581

辛夷の実もだんだん色づいてきました。
秋はもうそこまで・・・

Img_7583

2016年9月 7日 (水)

栗のテーブル-6

角ノミの段差をノミできれいにさらえます。

Img_7563

全てのホゾ穴の加工が完了しました。

Img_7564

次はホゾの方を加工しますが、まず胴突きになる部分に昇降盤で所定の深さまで溝を入れます。

Img_7567

テノンカッターで不要部分をカットします。

Img_7569

貫の巾の広い方はテノンカッターでホールドできないのでマイターゲージに取付けたガイドにクランプで固定してカットします。
今回の貫は全長が1.2mあり、何とか昇降盤で加工できましたがこれより長くなると他の加工方法を選ばなければなりません。

Img_7571

Img_7572

桟と足の両端の斜めカットをスペシャルジグを使って行います。
バンドソーでも簡単にカットできますが昇降盤の方が切断面がきれいなのであとのカンナ掛けが非常に楽です。

Img_7573

桟にルーターテーブルで蟻加工と足の中央部の欠き取りをして基本の機械加工が終了しました。

Img_7574

2016年9月 6日 (火)

栗のテーブル-5

昨日、天板の両面をカンナ掛けしましたがやはり木表の方が杢がきれいだったので、多少の面積の縮小は犠牲にして木表をテーブルトップとして使うことにしました。

表面に入っている割れは埋め木をします。
割れの入っている部分は板目なので木目の合う木はありません。できるだけ色目や雰囲気が似通っている物を選びました。
埋め木の木を割れの部分に当てて位置を正確にケガキます。
ガイドをクランプで固定してトリマーで8mmの深さに掘り込みます。両端をノミで整えて巾は埋め木の方をカンナで微調整します。

後でカンナを掛けた時、逆目にならないように天板との方向を決めておきます。

Img_7553

接着剤を両面に塗って埋め木をマレットで均等に叩き込みます。

Img_7554

はみ出た分を釘挽き鋸で切り取り、カンナで面一にして完成。

天板が一応仕上がりました。

Img_7556

脚部の製作に取りかかります。

天板を支える蟻桟、脚、足を設計図通りの寸法に切り揃えて、ホゾとホゾ穴の墨付けをします。
墨付けが終了したらまず、角ノミでホゾ穴を開けます。

今日は蟻桟のホゾ穴加工ができたところで少し暗くなって来たので終了です。
まだまだ蒸し暑いですが日の暮れるのはめっきり早くなって来ました。

Img_7561_2

今回は角ノミ盤に集塵ノズルを取付けました。

今まではその都度掃除機のホースを縛り付けていたのですが、これがなかなかいい位置にセットできないしめんどくさいので専用のノズルを固定し、掃除機のホースはノズル上部のエルボに差し込むだけの超簡単セッティングです!

Img_7558

角ノミの場合、切削屑はノミの細長いスリットから排出されます。少しは切り屑がこぼれますが穴を開け終わった時点でノズルがワークまで下がるのでワークの上の切削屑は全部吸い込んでくれます。

Img_7560

2016年9月 5日 (月)

栗のテーブル-4

昨日「刃の黒幕」で研いだカンナで仕上げ削りを行いました。

まずフォアプレーンで横ズリの段差を均し、一枚刃のローアングルプレーンで仕上削りをします。
この栗は素直な杢なので一枚刃でも逆目は起きません。一枚刃の方がカンナの押しが軽く、切削面も艶があってきれいに仕上がります。

Img_7541

残っている耳の部分を反り台鉋、南京鉋、丸ノミ等で仕上げ、木口面はクイーンアンビットで面取りします。

Img_7544

木口割れの部分にウォールナッツで作った契りを入れます。
契りに合わせた墨線の内側にノミの跡を入れ、トリマーで、できるだけ墨線の近くまで掘り込みます。深さは10mmです。

Img_7545

ノミで墨線まで少しづつ拡げます。鋭角の角は鎬ノミを使います。

Img_7546

両面に接着剤を塗って契りを叩き込み、はみ出た分を釘挽き鋸で切り取ります。
切り取った契りは裏面に使います。

Img_7547

カンナをサッと掛けて目違いを払っておきます。

Img_7550

2016年9月 4日 (日)

刃の黒幕登場!

ジャジャ〜ン〜刃の黒幕登場!!

時代劇の撮影ではありません。セラミック砥石なんです。
昔のセラミック砥石は3拍子揃ってました。
1)刃物の掛かりが悪く研ぎにくい
2)平面度がいまいち
3)すぐに目詰まりして研げなくなる

これがずっと頭にあったため、セラミック砥石は敬遠してダイヤモンド砥石を使っていましたが、さすが20年以上も使うとダイヤモンドといえども切れ味が落ちて来ます。

ネットで色々調べるとシャプトン社の「刃の黒幕」なるセラミック砥石が非常に評判が良いことがわかりました。
刃の黒幕シリーズは何と#120〜#30000まで合計10種類もラインアップされており、刃物の種類や材質、用途によって最適な物が選べるようになっています。

手持ちの#10000のダイヤモンド砥石が特に調子が悪いのでとりあえず試しに#12000のクリームを買ってみましたが食い付きの良さと高い研磨力と、私がよく使うハイス鋼にピッタリの仕上げ砥石でした。

Img_7535

で、刃の黒幕の良さに惚れ込んで以下の5枚を揃えてしまいました!
左の2枚が中砥で#1000オレンジと#2000グリーン、右の3枚は仕上砥で#5000エンジ、#8000メロンそして最初に買った#12000クリームです。

粒度ごとに色分けされて、ケースもその色に似合った物なので使っていてもカラフルで楽しくなりますね♩

左下の丸いのは目詰まり除去用の「復活砥石」です。要するにセラミックの名倉砥石です。

Img_7527

セラミック砥石ですからダイヤモンド砥石と違い、刃物を研ぐと摩耗します。
摩耗した砥石で研いでも平面になりませんから砥石自体の平面を維持しなくてはなりません。
通常は同じ粒度の2枚の砥石を摺り合わせて平面を出すのですが同じ砥石を2枚ずつ購入するというのも不経済ですし、通常の人造砥石や天然砥石よりは数段硬いので擦り合わせも大変です。

そこで、またしてもジャ、ジャ〜ン「空母」の登場です。

空母は砥石の平面度維持専用のダイヤモンド砥石ですがなんと15mm厚の青銅鋳物の表面にダイヤモンドの粒子が電着されています。そして特筆すべきは±3/1000(3μ)の平面精度が保証されています。また、砥石面の修正専用なので溝の巾が広く、深さも深く作られています。

Img_7529_2

反対側にはシリアルナンバーが誇らし気に刻印されています。
必用に応じてダイヤモンドの再電着も可能とのことです。

Img_7533_2

裏面は刃物の修正面になっています。
こちらは刃物の研ぎ角や形状を修正するための面で、刃こぼれした物は荒砥で直してから使用して下さいと説明書に書いてあります。細かい溝というか穴のある部分は巾のある刃物用で細い刃物は穴のない部分を使います。

なぜ青銅なのか?
・鉄は錆びやすい・・・水研ぎをする用途には向きません。最近安価な鉄ベースのダイヤモンド砥石が売られていますが使用後すぐに拭き取って乾燥しないとあっという間に錆が発生します。平面度もよくありません(これは別の加工精度の問題ですが)一度錆が発生すると内面から腐食する可能性もあるので平面度が維持できなくなる。
・鉄は磁性を帯びやすいので研ぎカスが付着しやすい。

Img_7532

刃の黒幕を何回か使用したので空母で面直しをしました。

空母の上で刃の黒幕を研ぐとこのようなセラミックの砥粒が出ます。

Img_7524

数十回研磨した刃の黒幕#8000メロンです。中央部のやや黒ずんだ部分がまだ少し凹んでいます。

Img_7523

きれいに面出しができました。一枚平均5〜6分でできました。

Img_7525

面直しの終わった刃の黒幕でカンナとノミを研いでみました。

5枚の砥石が同じ平面になっているので研ぎの時間が少なくて済みます。
(粒度を順番に上げても刃の全てが砥面に当るので早く研ぎ上がります。)

Img_7536

カンナの刃は#8000で研ぎ上げ、先端の2段研ぎの部分のみ#12000で仕上げます。

Img_7539

2016年9月 2日 (金)

50弁箱の製作-7

テーブルの作業の合間を縫って50弁オルゴールケースのアクリル板をカットしました。

直線部は昇降盤で簡単に切れますが、曲線部は卓上バンドソーでカットします。LUXOはアクリル板のカットも得意種目です。(木材よりきれいに切れる!笑)墨線の外側ぎりぎりにカットします。

Img_7503

カットした曲線部は#400のサンドペーパーで軽く仕上げますが昇降盤で切った直線部はスクレーピングプレーンで仕上げておきます。

Img_7504

箱の収縮を考慮して0.5mmくらいマイナス目に調整しておきます。

後はオイルが完全に乾燥するのを待ってムーブメントを取付けます。

Img_7505

栗のテーブル-3

栗のテーブルトップの製材がもう上がってきました!(製材屋さんヒマ?)

今回の挽き肌、鋸目の後がかなり粗いです。うちのバンドー君の方が挽き肌がきれいやなぁ・・・(850mmはとても挽けませんが・・)

Img_7507_2

カンナの刃を多めに出して裏金もあまり効かないようにしてから横ズリで鋸目がなくなるまでひたすら削ります。

Img_7508

木表ができたら裏返して両耳を2/3くらいジグソーで切り落とし、木裏側も同様に削ります。

今回は木表側の割れが少し大きいのとトップの面積を大きくしたいので木裏側を上面に使います。

Img_7510_2

横ズリで鋸目が消えたのでカンナの刃の出具合を調整し、裏金を効かせて順目方向にカンナ掛けします。
環孔材独特のレース状のふわふわの鉋屑が出て来ます。写真の上側にあるのは横ズリで出た針状の鉋屑です。

Img_7511

写真の艶の出ている部分が仕上削りのカンナが掛かった部分です。

横ズリで労力を使い果たしたので今日はここまでです。
明日は所用があるので来週カンナ刃を研ぎ直し、気合いを入れて仕上げることにします。

Img_7512

それまで布団を掛けてお休みモードです。
(うちのベッドより寝心地良さそうやな!!)

Img_7513

2016年9月 1日 (木)

至福のひと時

今夜はほぼ2ヶ月ぶりのカフェ・モンタージュでした。

今日は6月末にあったブラームスのクラリネット五重奏曲の演奏会と同じメンバーによる待ちに待ったモーツァルトのクラリネット五重奏曲です。

Img_7501

モーツァルトの「白鳥の歌」と言われているこの曲はまるで天の音楽のような響きで聞く者を夢見心地にさせてくれます。

クラリネット奏者の村井さんは今日が本当の最後のステージですと最後に挨拶されて最終楽章の締めくくりの部分をアンコールしてくださいましたが、まだまだ聴かせていただきたいものです。

Img_7502

栗のテーブル-2

脚部の木取りができました。

左の鬼胡桃の板は椅子とベンチ用の座板です。
椅子とベンチの脚も木取りをしなくてはなりません。

Img_7500