プロフィール

フォトアルバム

野山のおるごーる仙人

木と音楽を愛する老人のブログです。 定年退職してからは毎日、携帯圏外(時々繋がることもあります?)の山の中に隠ってライフワークの木工に励んでいます。 最近はオルゴールの音色に魅せられて作品の70%以上がオルゴールです。

リンク

  • りょうざい屋
    デジタル角度計やハイトメーター、水分形等木工に使えるアイテムやその他にも面白そうな物を扱っておられます。
  • 山洞金物店
    金属材料のお店です。 一般的には手に入りにくい物がありますよ。
  • ワタナベ機械店
    中古木工機械のワタナベ機械店さんのホームページです。 ホームセンターの日曜大工用機械工具に愛想を尽かしたら行ってみるお店です。仕様、お値段など相談に乗ってくれますよ。
  • 手織りつづれ工房「河野」
    大山崎のつづれ織りと草木染めの工房、ギャラリーです。2階には他の作家さんの作品も展示されており、わたしの作品もちょこっと置かしていただいてます。
  • NONKOのつぶやき
    私や時の音色さんの広報部長様(かってに任命)である、のんちゃんのウイットに富んだブログです。
  • 町家ギャラリー『ぎゃらりー京町』
    福知山のぎゃらりー京町さんのブログです。 私の作品も少し置かせていただいています。
  • 木工芸家 今野祥山の暮らし
    仏像彫刻から家具、建築までこなされるスーパーマン?のブログです。
  • 布袋工房
    隣人の布袋工房さんのHPです。ブログは「回覧版」をクリックして下さい。
  • 時の音色森の旅人
    メルヘンの楽しいオルゴール作家、私の妹分?のブログです。

アクセスランキング

最近のトラックバック

ウェブページ

Powered by Six Apart

« 2016年10月 | メイン | 2016年12月 »

2016年11月

2016年11月30日 (水)

クロモジ茶

筋向かいの布袋弘法さんからお茶のお誘いがあり、いつものとおりマイカップを片手に行くと「今日はクロモジ茶やで!」「・・・そんな茶があるの???」

袋を見ると「ふくぎ茶」と書いてありますがこのお茶の産地、隠岐諸島の中ノ島ではクロモジのことをふくぎと言うらしいです。

で、クロモジとはそうです、和菓子の楊枝に使われるあの黒文字です。

クロモジはクスノキ科の落葉低木であの楊枝特有の爽やかな香りのする木で昔は石鹸や香料にもよく使われたそうです。
匂いの主成分は多分リナロールやリモネンだったと思います。リナロールはローズウッドから採れる精油にもっとも多く含まれているらしいですがクロモジはローズウッドとはまったく違う香りですね。

Img_8262

このクロモジ茶は水から煮出すということなのでお茶が沸くまでしばしの間効能書きを読んだり、隠岐諸島に付いての談義!

しかし、これは正にクロモジの枝と材をササガキにした材木そのものですな!(笑)
いやいや、どんなお茶になるのか楽しみです!

Img_8260

私は在職中に隠岐島にはしょっちゅう仕事で行ってましたが、こんなお茶は聞いたことがありませんでした。
隠岐は島前と島後に別れ、私が行っていたのは一番大きな島後の隠岐島で中ノ島は島前にある島とのことで、ふくぎ茶(クロモジ茶)を飲むのはこの島だけらしいです。

Img_8261_2

Img_8263

湯が沸いて来ると部屋中がクロモジの良い香りで満たされて来ました!

一口飲むと、香りはもちろん、味も爽やかでとても美味しいお茶です!!
色も少し赤味の強い琥珀色で、これはガラスの器に入れればさぞかしきれいでしょう!

なぜ、このお茶が一般的にもっと飲まれないのか不思議ですが、製法はいたって簡単なようですのでクロモジの木を大量に手に入れて、そのうちに自家製のクロモジ茶を作って野山工房の名物にしましょう!

Img_8265

2016年11月29日 (火)

50/72弁用延長シャフト

時の音色さんから頼まれた50/72弁用の延長シャフトを作ります。

今回は10個ということで(私にとっては大量生産!)できるだけ効率的な行程を考えて加工しました。
延長シャフトの場合、非常に単純な作業ですが、M8のダイスによるねじ切り、反対側のM4のタップ加工とそれらに付随する前行程があり、主軸のチャックの開閉数、刃物の交換および、旋盤のX軸、Y軸のハンドル操作をいかに少なくするかです。そして10個をできるだけ同じ寸法に仕上げなければなりません。

右下隅と袋に入っているフランジが今回使う市販品のレベルフット用のフランジです。
このフランジのM8雌ネジに合うように予め30mmに切断したφ8丸棒の先端にM8ダイスでネジを切りますがネジ部の長さを一定にするために端から6mmの位置にマーキングします。

Img_8245

刃物台に取付けた剣先バイトを送って主軸を手で回しながら約0.5mmの深さに切り込みを入れます。

10本全部に切り込みを入れてからネジを切る部分を斜剣バイトでφ7.80になるように挽きます。
Y軸の送りハンドルを固定したままでワークの方を取り替えて同じように挽きます。
チャックの開閉回数は増えますが、同じ寸法に仕上げるためにはこの方が早く正確に加工できます。

Img_8246

ダイスの切り始めの喰い付きを良くするために60°程度の面取りをしておきます。

Img_8248

左が面取りの終わったシャフト、右はφ7.80まで削っただけのシャフトです。
面取りはしなくてもネジは切れますが面取りをしておくことによって切り始めの切削抵抗が小さくなり、結果的に早く正確にきれいな加工ができます。ねじ切りはタップでもダイスでも始めが肝心です!

Img_8249

ワークを芯押し台に取付けたドリルチャックにセットし、主軸にM8ダイスを装着したダイスホルダーを取付けて、主軸を手で回してネジを切ります。
タッピングペーストを付けて切っていきますが、M8ともなるとけっこう力がいるんです。

Img_8253

フランジにうまく垂直に付きました!

Img_8252_3

次にシャフトの反対側にM4のタップを立てるために下穴を開けますが、まず端面を斜剣バイトで削って平面を出し、センタードリルでセンター穴を開けます。これはM4の下穴φ3.3ドリルのガイド穴となります。

Img_8254

ドリルをφ3.3に取り替えて深さ15mmの穴を開けます。

Img_8255

深さ10mmくらいまではスムースに開きますが、それ以上になるとキュ〜〜と音がして抵抗が大きくなります。
一旦ドリルを戻して切り粉を排出し、先端に切削剤を少量塗り付けて15mmまで送ります。

Img_8256

下穴が全て開いたらM4タップに替えてダイスの時と同様に主軸を手で回してM4のネジを立てます。

Img_8257

シャフトにバフを掛けて完成です。

Img_8258

久々に延長シャフトを作りましたが今回は金属加工用の旋盤があるのでやはり木工旋盤で加工するより格段に早く正確にできました。(10個で1時間位!)

2016年11月28日 (月)

午後から工房へ

みやこめっせから帰り午後は工房へ、今日は黄色の絨毯です。
昨夜来の雨と風で落ちた、これはエノキの黄葉ですね。

Img_8231

普段は杉木立と竹に隠れてあまり目立ちませんが、この季節、黄葉した落ち葉につられて見上げると樹高20mはありそうな立派なエノキが崖の上と言うか斜面に立っているんです!

Img_8234

こちらはちょっと大きな黄葉、たぶんクズだと思います。

Img_8240

Img_8241

今日は工房へ戻って展示台の棚板の最終仕上、表面の鉋掛けとオイル塗装をしました。

サンドペーパーではこの桐独特の光沢が出ないのです。鉋掛けにより目立たない木目もきれいに出ます。
桐を鉋掛けするとフワッフワの鉋屑がいっぱい出ます。桐は導管が太いため完全にレース状です。

汚れ防止と表面を少しだけでも硬化させるためオイルをたっぷり吸い込ませておきます。

Img_8243_2

「一木一優」木工芸・漆 展

今日は朝から知り合いの木工家さん達の展示会「一木一優」木工芸・漆 展に行って来ました。

Img_8244

場所はみやこめっせです。地下鉄東山駅に少し早く着いたので付近をうろうろ散策しながらゆっくり会場に向いました。

Img_8229

京都市内の紅葉もすっかり終わりですね。

Img_8211

図書館の前に展示してある市電、なつかしいです。
この車両はもともと800型として昭和25年頃から製造されたうちの一両ですが後にワンマンカーに改造され、1800型となっています。1860は確か大宮交通公園に展示されていましたがここ、岡崎公演に最近引っ越して来たようです。

Img_8212

みやこめっせ向かいのロームシアター前にはロンドンタクシーが2台停まっていました。
ロンドンで有名なタクシーと同じ車両ですがこちらは真っ赤に塗られています!(なぜかCHANELのロゴ入り)
ロンドンタクシーは別名「ブラックキャブ」と呼ばれる黒塗りのオースチン、長さは5m近くあると思いますが最小回転半径は日本の軽自動車と同程度です。

Img_8228

さてさて10時になったので展示会場にやってきました。(芳名録一番乗り!・・笑)

8名の作家さんの作品が2つの部屋に展示されています。この部屋は「Myテーブル」コーナーで、それぞれの作家さんのテーブルとそれに付随する作品がレイアウトされています。

Img_8213

案内状をいただいた、今や伝統工芸師さんでもあるIさんのコーナーです。
非常に細かい細工と丁寧な漆塗りが施されています。

Img_8216

部屋の中央にデ〜ンと置かれたこの”ロータリーテーブル”
これは天板がリバーシブルになっていて裏面は(どちらが裏なのかは聞きませんでした!)黒の漆塗りとなっています。
この面はイタリア製だったかな?のガラスのタイルらしいです。一粒の直径は10〜15mmくらいで扁平なマーブルチョコみたいな形でした。なんともインパクトのある作品です!

Img_8219

こちらは女性木工作家Yさんのテーブルとスツール、直線的でシャープなデザインですが機能的で日常使いには一番使い易いでしょうね。

Img_8220

これはまたグラマラスな脚のスツールですが・・・欅なので重いでしょうね!(笑)

Img_8221

Aさんの真空管アンプ(シャーシの枠とレベル調整ツマミが木製・・トランスはタンゴ製が使われてました・・懐かしい!)
そしてフォステクスのユニットを使ったスピーカーボックス・・・ナチュラルないい音です・・。

あっ、下のテーブルがメインなんですかね?
ついついアンプとスピーカーに目が行ってしまいました(笑)
今回のテーブルは脇役にまわっているようで・・・ひょっとしてAさんの思いもそうなのかも?

Img_8217_2

今年の木工の技法コーナーは曲げ木、曲げワッパや素材や、湯煎するための容器等も展示されています。

Img_8218_2

隣の部屋には各作家さんの通常?の作品、まず、目を引いたのはこの擬宝珠の形と題したろくろ作品です。
カラフルに彩色された物もあって、見てるだけで楽しいですね。

Img_8222

Iさんの小引出しや正十角形の箱もの、五稜箸等、手の込んだ緻密な作品群です。

Img_8226

Yさんのモビールですが、なんとこのプロペラがモーターでゆっくりと回るんです!(反対側にも4枚あります。)
まるでスタジオ・ジブリのアニメに出て来るような雰囲気!
もう電池がないかも・・と言いながら回して見せてくれました。
直線と優美な曲線のハーモニーがすばらしい。じっと眺めていてもまったく飽きませんね。

このモビールの前でYさん、Aさんそしてもう一人のAさんと木の話を交えながらオーディオ談義、もうこうなると好き者同士、話は止まりませんので切りのいい所で失礼しました。

とても楽しい会話ができた1時間でした。

Img_8227

この写真、まるで空をゆっくり飛んでいるようにけっこううまく撮れたと思います!
(バックは白い壁なんですが淡いブルー系のスポットライトが点いていたようです。)

展示会は明日まで開催されていますので興味のある方はどうぞ見に行って下さい。
明日は最終日で10:00〜16:00までです。

2016年11月27日 (日)

展示台改良の続きの続き

 

今回の展示台ですが、左右のウイング部分を90°手前にスイングできるようにしました。

これによりコーナーや狭い場所でも設置可能です!
また、0°〜90°の任意の角度でも使えますからいろんな場所に柔軟に対応できそうです。もちろん、中央のユニットだけでもOKです。

Img_8204

通常の直線的な設定です。

Img_8206

そして今回のは軽量化にも関わらず、構造の改良により強度もかなりアップしました。

2016年11月26日 (土)

展示台改良の続き

光明寺の畳の間での工芸作家展も終わり、次のフロアでの展示会に向けて組み立て式展示台の改良の続きを行いました。

軽量化のため棚板はすべて桐、支柱と足は鬼胡桃です。

Img_8194_2

 

全長は2.7mちょっとですから長机1.5台分なので会場に置けば大して長くないんですが・・・工房内では少々もてあましております。

Img_8197_2

2016年11月24日 (木)

なぜか鍋の蓋

右はフライパン用の蓋で、本体は杉、持ち手は栗です。これは家で使っているのが傷んで来たので新たに作りました。が、昨日長女に持って帰られました!・・ま、いいか家のはまだ使えるし・・・。
蒸し焼きや調理した物の保温に重宝します。
左の丸いのは本体、持ち手とも栗です。
接合はどちらも通し蟻でもちろん接着剤は使いません。

Img_8167

丸いのはこの天ぷら鍋をもらったのですが家には天ぷら鍋あるし、工房で使おうかな?と思いましたが工房で天ぷらはしません。また蓋がないと天ぷら以外の用途には不便ですので作ってみました。これからの季節、うどん、ラーメン、スープ、シチュー、ポトフなど何でも使えそうです。(笑)

Img_8181

2016年11月23日 (水)

第2回やきいもパーティ

今日は長女のリクエストで婚約者のT君と3人でやきいもパーティです。

お昼はサツマイモではなく、ジャガイモとトウモロコシ、茄子、そして布袋工房さんからいただいた巨大椎茸を焼きました。

ジャガイモは皮を剥かずに10mm厚にスライスし、硬めに塩茹でしてオリーブオイルをたっぷり塗った10mm厚の鉄板で焼き醤油を垂らして焼き上げます。

椎茸は裏側にバター、コンビーフ、ベーコンを刻んだ物を乗せてアルミホイルをかけて蒸し焼きにします。

椎茸を焼いたあとの焼き汁にスライスしたバケットを付けて焼くとバター、コンビーフ、ベーコンの溶け込んだ椎茸の旨味がパンに染み込んでこれがまた旨いんです!

すみません、作るのと食べるのに夢中でこれらの写真がありませ〜ん。

焼き終わった炭火にサツマイモを放り込んで上から鉄板を被せておきます。

Img_8182

3時前にはやきいもができあがり〜。

これ、安納芋という種類のサツマイモらしく(ジャガイモ党の私はサツマイモに詳しくありません。)原産地はスマトラ島、日本では種子島で多く栽培されるらしいです。

やきいもというと、おいしいんですがなぜかぱさぱさ感がするんですが、このイモは少しねっとりしてまるでスイートポテトを食べているような感触で、しかも甘い! 大きいのを1本たいらげてしまいました!

今日はよく食べ、よく遊んだ一日でした。

Img_8184

2016年11月22日 (火)

石臼のハンドル

今回は粉挽き臼、これは蕎麦用かな?のハンドルです。

まず、手で握る部分をウッドレースで挽きます。指定の図面ではφ30のストレートでしたが、中央に少しふくらみを持たせてゆるやかなカーブを付けてみました。この方が挽いてても楽しいし、手触り、使用感もいいと思います。

実は木工旋盤で端から端まで同じ直径で挽くのはけっこう難しいんです。このハンドルの握り部分は14cmですが30cmの一定の径の丸棒を作るのは至難の技です。金属加工用の旋盤のようにワークと並行に動く刃物台にバイトを固定して挽けばわけないんですが・・・。

Img_8131

表面をツルツルに仕上げるためにバイトの先端だけを#1000のダイヤモンド砥石で研磨しました。

Img_8132

臼に固定する部分に15mm厚の木目の似た材をタイトボンドで貼付けます。
あとの鉋掛けで逆目が出ないように木目の方向も合わせておきます。

Img_8133

曲線部分は貼り合わせた材との段差を繰り小刀で少しづつ削って均します。

Img_8143

上臼に取り付く面はR150なのでそれより若干小さいアールになるように削りますが中央部に昇降盤で切り込みを入れ、これを基準として削ります。

Img_8145

切り込みの痕が無くなるまで外丸鉋と丸ノミで削ります。
丸ノミは刃を立ててスクレーパーのように削ります。

上臼にしっかりとエッジが付いて固定できるように指定のR(臼の半径)より少し小さめのRになるように削ります。

Img_8146

完成しました。
桜はだんだん深みを増したいい色になって来るのでどんな臼になるか楽しみです。

Img_8155

今朝は朝から快晴!
工房へ行く途中の西山体育館前の石垣とモミジです。

Img_8168

ここのモミジは日当りが良い成果、毎年色鮮やかです。

Img_8169

そして工房への山道は昨夜の雨と風で落ち葉のじゅうたんです。

Img_8175

この上をバイク(原付ではありません、自転車です。)で走るのは爽快ですね。
(スリップ注意!)

Img_8176

我が工房のシンボルツリーも上部を残してすっかり葉を落としました。

しかしこの落葉樹のシステムというのはすごいですね。春から秋までの陽光がたっぷりある時期には葉をいっぱい繁らせて光合成を行い、涼しい木陰を作ってくれます。晩秋になって日射しが少なくなると役目を果たした葉を落として強い風から身を守り、日射しを地面まで届けて森の中を明るくしてくれます。そして枯葉は腐葉土となり、土を生返らせます。・・・樹は偉大なり!!

Img_8179

工房前の2日間の掃除で2つの枯葉の山ができました。
(最近の日課です。・・笑)

Img_8180

2016年11月21日 (月)

ザトウムシの散歩

工房の入口に置いてある楠の丸太の輪切りにクモが?・・・いや、クモではなくザトウムシでした。

ザトウムシ(座頭虫)は杉林や森林等の薄暗い林の中でよく見ますが明るい所へ出て来るのは珍しいですね。
メクラグモとも呼ばれ、クモのような格好ですがクモではありません。アメリカでは「足長おじさん」の愛称があるようです。体の10倍以上もある長い足で体を揺らしてユーモラスに移動します。

Img_8166

動きがよくわかるように白い橡の板の上に乗せてみました。
足が7本しかありませんが1本は欠損したのでしょうか、天敵から逃れる時に自分で足を切って逃げるらしいです。
それとも6本足で特に長い1本は触角?
ユーモラスな動きを見ていると月面探査ロボットを思い浮かべますがロボットに比べれば数段スマートでスピーディな動きをします。

Img_8163

板の端に来た時にそっと2、3回足で角を探って回り込んで行きます。(けっこう動きが早いので写真ではなかなかうまく撮れません。)
板を回しながら観察しているといつまで経っても見飽きませんがそうもしてはいられないので、適当なところで解放しました。(笑)

Img_8160

「木のかおり」展2016のおしらせ

今年も恒例の「木のかおり」展が12月17日(土)と18日(日)の2日間開催されます。

いつものように木工作品がメインですが、一部、服飾や陶芸、骨董品もありますので興味のある方はどうぞお越し下さい。

表の広場ではいろいろな種類の材木も販売されますので、お見逃しなく・・・

Img_8152

場所はいつもの長岡京市産業文化会館です。
なお、18日は午後4時までとなっておりますのでご注意下さい。

Img_8153

2016年11月20日 (日)

秋の名残

工房への上り道、ちょうど昨年の夏、崖崩れしたあたりに黄色の野菊が秋の最後を飾るかのように咲き誇っています。(シマカンギク?)

Img_8073

道路を隔てた反対側には、これはヨメナでしょうか?紫の菊ですがこちらは先々週あたりが最盛期でした。

これの前には白い野菊が咲いていました。
この辺りは同じ場所で色違いの野菊が順番に咲いて行きます。

Img_8075

崩れたあとの岩の間には赤い実が・・・直径1cmくらいのちいさな実です。

Img_8074

2016年11月19日 (土)

ディスクオルゴールの改良-2

ローラーを取付ける支柱を10mmの角材から切り出してバンドソーで段欠きを行ったあと、エンドミルで2個一度に仕上げます。

Img_8122

取付けベースの中央部分に支柱が入る切り欠きをエンドミルで加工します。深さは0.5mm、支柱の巾が10mmなのでφ10のエンドミル1パスで完了です。

Img_8124

ボール盤で穴開け加工し、角をサンダーで丸めます。

Img_8125

昨日作ったローラーを取付けて組立て完了。

Img_8127_3

早速、ディスクオルゴールに取付けました。

Img_8130

ローラーのシャフトにはシリコングリスをごく少量塗布しておきます。

Img_8135

ディスクは前後で7.5mmづつローラーによって押し上げられています。
心なしか音がよりクリヤーになったように思います。♬

Img_8140

2016年11月18日 (金)

ディスクオルゴールの改良-1

さてさて、金属材料ラックが完成したので安心してディスクオルゴールの改良に使う金属パーツの加工にとりかかりました。

これはディスクオルゴールの1号機です。このままでも特に問題はないのですが、ディスクが回転時に振動したりせず、より安定して演奏できるようにディスクの縁の下にローラー付きのサポートを取付けることにしました。

Img_8119

下の写真はアンティークオルゴールですがサポートガイドによってディスクの前後がかなり持ち上げられてディスクが反っているのがよくわかります。これによりペラペラのディスクが振動しない訳です。

20110227_203957


先ず、回転するローラーのシャフトを真鍮のφ8丸棒から削り出して作ります。
右が支柱へ固定するためのネジでM3、中央部がローラーのシャフト部分でφ3.9に仕上げてあります。
左がネジの頭で切り離してからドライバーの入る溝を切ります。

Img_8111

バンドソーで切り離してM3ネジ部をアダプターにねじ込み、、頭部を仕上げます。

Img_8114

フライスに溝切りカッターを付けてマイナスドライバーの入るスリ割りを入れます。

Img_8115

次はディスクを支えるローラーです。φ12の丸棒から作ります。
まずセンターにドリルでφ4の穴をあけます。

Img_8117

剣先バイトで所定の厚みに切り目を入れ、外周を太鼓状に削ります。
バンドソーで切り離して反対側を奇麗に切削します。

Img_8118

今日は前後2個分のローラーとシャフトが出来上がりました。

Img_8120

金工用材料ラックの製作

今日は久々に金属加工をするつもりでしたが、金属棒が雑然と山積みされているのを見て、急遽ラックを作ってしまいました。
材料は先日からの工房整理で出て来たあまり使用しないと思われる半端の材を掻き集めました。
かっった〜い欅、節の入った楓、栓、チーク等さまざまです。(笑)
外枠と縦の2枚の隔壁だけが固定で細い棚板は全て取外しできます。
天板が短いのは材料が見やすいようにというのは嘘で板の寸法が足りなかっただけです。(笑)

Img_8107

早速所定の位置に設置しました。
これで寸法や種類別に整然と?収納できたので取り出しも楽々です。

Img_8108

2016年11月17日 (木)

秋のお出かけ

今日は朝、冷え込んでいましたが日が昇ると昨日のように北風が吹いていないのでとても暖かくなって来ました。
先ずは北大路のビブレで買い物を済ませ、北山のギャラリー翔を目指して歩きます。植物園を通り抜けるという手もあるんですが、そうするととても昼までには着きそうもないので(笑)今日は鴨川の右岸の遊歩道を散歩しながら歩いてみました。

Img_8078

北大路橋から北山大橋間の右岸には桜や欅,ムクノキ等のけっこう大きな木があります。

Img_8083

紅葉した落ち葉と草のコントラストもきれいです。

Img_8085

Img_8087

これはムクノキでしょうか?幹周りは3m近いと思います。

Img_8090

北山通へ出て東に向うと植物園のアートショウウインドウが見えて来ます。人工的ですがこれはこれできれいですね。

Img_8091

ギャラリー翔にちょうど11時に到着!

木工仲間の中村謙二さんの個展です。

Img_8106

色々な額や小引出し、机、椅子等が展示されています。

Img_8093

大きい額も、

Img_8094

ちいさなかわいい額も、

Img_8095

様々な額がお出迎えしてくれますが、各額に入れられた絵や文字が額の表情にとても良くマッチしています。

Img_8096

Img_8100

Img_8099

Img_8098

「木工額展」は11月20日まで開催されていますのでお時間と興味のある方はぜひどうぞ。

昇降盤用等長カットジグ

楔や契りの材等、比較的短い寸法で同じ長さの物をたくさんカットする時は直方体の木のブロックを平行ガイドにクランプを使って固定していましたが、私にとってはこれがけっこう邪魔臭くて(じゃまくさがりなんです・・・使いやすい物は邪魔臭がり屋の発想から生まれる・・・ほんとか?)専用のクランプをブロックに固定してしまいました。

これでいちいちクランプを取りに行かずに済むし、作業が終わった時もかたずけは一回で終了します。

Img_8067

ブロックの縦使い、横使いもブロックを90°回すだけで簡単に変更できます。
(長めの物を切る時にはブレードと平行ガイドの間隔・・カットした材の逃げ場・・が広い方が都合が良く安全に作業できるんです。)

Img_8068

ロック機構は左下側のロッキング用円柱を1mm弱篇芯させてあります。
平行ガイドへの固定は真鍮のレバーを90〜180°回すだけで確実に固定されます。

Img_8070

2016年11月16日 (水)

お向かいのSさんが剪定して切り落とした山椒の枝にアゲハの幼虫がじっとしがみついていました。
まぁ、このくらい大きな山椒だと大丈夫なんですが1年生や2年生くらいの山椒だとこいつ一匹で葉を全部タイラゲテしまって山椒は枯れるか成長がしばらく止まってしまうんです。

しかし、まだ4cmくらいでそんなに大きくないんですが寒くなるまでに羽化できるんでしょうか?

Img_8060

可愛い顔してるんですけどね〜・・・。

Img_8063

ビワの木も剪定されてたんですが、これはビワに絡み付いたヤマブドウ?に似ている?のツルになんか妖しい物がくっ付いています。

Img_8062

よく見るとゼリー状の透明の物体です!
樹液がゼラチン状に固まった物でしょうか??

Img_8061

今年も琵琶の花、満開です。

Img_8065

2016年11月15日 (火)

石臼のシャフト

先日の乙訓工芸作家展で私のブログをいつも見ているというIさんが来られて、石臼のシャフト?を頼まれました。

これは多分抹茶用の臼で左が下臼、右が上臼ですね。
臼の部材を作るのは初めてですが、シャフトは下臼の四角い穴に圧入しシャフトに上臼を被せて上臼をハンドルで回して挽くようです。

Img_8036

材は梅がいいかなと言われていたので古くから置いてある梅の板を製材してみましたが、割れや腐れが多く、強度的にあまりよい材ではありませんでした。

Img_8035

桜材もいいかと思いましたが上臼とシャフトの間を茶葉が通るのであまり香りの強い木は不向きと思い、赤樫を使いました。
(確かに梅の材は匂いはありません。樫もほとんど匂いません。桜はとてもいい香りですがけっこう匂いが強いのです。)

シャフトは中央部から先端にかけて緩いテーパーを付けなくてはなりません。
まず、鉛筆でマーキングして、先端部を所定の直径までパーティングツールで切り込みを入れます。

Img_8042

中央部から切り込みを入れた所までテーパー状に削ります。

Img_8044

テーパーの加工ができたので下臼の角穴にシャフトを圧入しますが、角穴を見ただけでは内部の細かい様子がよく見えません。
ホゾを少しづつ叩き込んでは抜き、当たりを見て少しづつ削っていきます。

Img_8047

当たりの付いた部分をノミを立てて縦鉋のように削ります。

Img_8048

角穴の形状は正四角形ではなく、三味胴になっているようです。

Img_8050

2/3くらいが軽く入るようになったら当て木をして最後まで叩き込みます。

Img_8052

先端部の面取りを鋸で切ってノミできれいに整えます。

Img_8055

上臼を嵌めてみました。

Img_8056

上臼の上の穴からシャフトを見た所です。

Img_8059