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野山のおるごーる仙人

木と音楽を愛する老人のブログです。 定年退職してからは毎日、携帯圏外(時々繋がることもあります?)の山の中に隠ってライフワークの木工に励んでいます。 最近はオルゴールの音色に魅せられて作品の70%以上がオルゴールです。

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2016年11月29日 (火)

50/72弁用延長シャフト

時の音色さんから頼まれた50/72弁用の延長シャフトを作ります。

今回は10個ということで(私にとっては大量生産!)できるだけ効率的な行程を考えて加工しました。
延長シャフトの場合、非常に単純な作業ですが、M8のダイスによるねじ切り、反対側のM4のタップ加工とそれらに付随する前行程があり、主軸のチャックの開閉数、刃物の交換および、旋盤のX軸、Y軸のハンドル操作をいかに少なくするかです。そして10個をできるだけ同じ寸法に仕上げなければなりません。

右下隅と袋に入っているフランジが今回使う市販品のレベルフット用のフランジです。
このフランジのM8雌ネジに合うように予め30mmに切断したφ8丸棒の先端にM8ダイスでネジを切りますがネジ部の長さを一定にするために端から6mmの位置にマーキングします。

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刃物台に取付けた剣先バイトを送って主軸を手で回しながら約0.5mmの深さに切り込みを入れます。

10本全部に切り込みを入れてからネジを切る部分を斜剣バイトでφ7.80になるように挽きます。
Y軸の送りハンドルを固定したままでワークの方を取り替えて同じように挽きます。
チャックの開閉回数は増えますが、同じ寸法に仕上げるためにはこの方が早く正確に加工できます。

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ダイスの切り始めの喰い付きを良くするために60°程度の面取りをしておきます。

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左が面取りの終わったシャフト、右はφ7.80まで削っただけのシャフトです。
面取りはしなくてもネジは切れますが面取りをしておくことによって切り始めの切削抵抗が小さくなり、結果的に早く正確にきれいな加工ができます。ねじ切りはタップでもダイスでも始めが肝心です!

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ワークを芯押し台に取付けたドリルチャックにセットし、主軸にM8ダイスを装着したダイスホルダーを取付けて、主軸を手で回してネジを切ります。
タッピングペーストを付けて切っていきますが、M8ともなるとけっこう力がいるんです。

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フランジにうまく垂直に付きました!

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次にシャフトの反対側にM4のタップを立てるために下穴を開けますが、まず端面を斜剣バイトで削って平面を出し、センタードリルでセンター穴を開けます。これはM4の下穴φ3.3ドリルのガイド穴となります。

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ドリルをφ3.3に取り替えて深さ15mmの穴を開けます。

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深さ10mmくらいまではスムースに開きますが、それ以上になるとキュ〜〜と音がして抵抗が大きくなります。
一旦ドリルを戻して切り粉を排出し、先端に切削剤を少量塗り付けて15mmまで送ります。

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下穴が全て開いたらM4タップに替えてダイスの時と同様に主軸を手で回してM4のネジを立てます。

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シャフトにバフを掛けて完成です。

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久々に延長シャフトを作りましたが今回は金属加工用の旋盤があるのでやはり木工旋盤で加工するより格段に早く正確にできました。(10個で1時間位!)

コメント

いえいえ、とんでもないです。
今まで苦労していた金属加工が専用機を使って行程をよく考えると、いとも簡単にできてしまうんです。

何とも申し訳ないです❗f(^ー^;

やはり餅は餅屋ですね。
この加工を木工旋盤でやると、ヘタをすると5倍くらい時間がかかるんです!10個だとキャンセルしてたかも!(笑)

ありがとうございます~!
お手数とご苦労かけてまーす!σ( ̄∇ ̄;)
ありきたりでない作品作りまーす!エイエイオー!

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