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野山のおるごーる仙人

木と音楽を愛する老人のブログです。 定年退職してからは毎日、携帯圏外(時々繋がることもあります?)の山の中に隠ってライフワークの木工に励んでいます。 最近はオルゴールの音色に魅せられて作品の70%以上がオルゴールです。

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2016年12月13日 (火)

30弁新型オルゴールその4

今回の30弁シリーズ、遅々としてなかなか進みませんが、ぼちぼちやっております。

今日は蓋のカットガラスの取付け、ガラスに傾斜が付いている分やっかいです。
裏のガラス押さえを一本ずつカンナで削って合わせます。

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中央の小さいのはドアパネル方式のはめ殺しですが、右の3台はガラスが交換できるようにしました。
蓋の面取りも終わってだいぶ様になって来ましたがまだまだ細部の調整や蝶番の取付け等が残っています。
「木のかおり」展には到底間に合いませんが名古屋でデビューできると思います。

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今日は朝から一日雨で3時半にはもう暗くて電灯を点けないと何も見えません!
こんな日は早帰りに限ります。

2016年12月12日 (月)

発電機ダウン!!

今まで調子良く稼働していたメイン発電機のホンダEBR2300CXが突然ダウン!!

よくある故障パターンはエンジンの不調なんですが、今回はエンジンは快調に回りますが電圧がまったく出ません。
マニュアルの回路図を見てみると2極界磁回転型で電圧制御はAVR方式となっているのでたいして複雑なことはしてないようですがAVRユニットはモールド型なので中身はわかりません。

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ジェネレーター部分のカバーを外しましたが目視ではコイルが焼けたり配線等にも損傷がないので、一番クサイのはAVRユニットか界磁コイルに電力を供給するブラシとスリップリングのあたりかと思われます。

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AVRユニットです。多分これが一番可能性が高いんですがネットで検索してもヒットしません!

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スリップリングを通じて界磁コイルに電気を供給するブラシです。
摩耗の状態やスプリングの効きは特に異常ありません。左側のブラシの筋状の傷がちょっと気になりますがスリップリングはベアリングを外さないと見えないようなので今日は時間の関係でお預けです。

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とりあえずはAVRユニットを何とか入手して交換してみようと思います。

それまではいささか燃費の悪い3.5kVAの製材室用の発電機のお世話にならざるを得ません。

2016年12月10日 (土)

小箱用契り溝切りジグの製作

今まで大は小を兼ねるで小さな箱の契りの溝入れも大型のジグを使っていましたがやはり少々使いにくいので小型の物を作りました。

まず、平行を出した4mmのシナベニヤのセンターに90°の線を引き、その先端から45°の墨を入れます。
片方の墨線に沿って角材を接着し、昇降盤で角材の先端をカットします。

次の工程まで平行ガイドの位置を変えずに置いておきます。

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角材をもう一方の45°の線に合わせて接着します。
内側にはみ出た接着剤をきれいに拭き取っておきます。

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接着剤が乾いたら昇降盤でカットします。

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平行ガイドは前の位置のままなのでV字部分がピッタリ揃います。

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角材のはみ出た部分を切り落とします。

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全ての角の糸目を取り、収納時に吊るす穴を開けて出来上がりです。

面取りをするのはジグがガイドや慴動部へのひっかかりを防ぐのと使用時に怪我をせず快適に使えるようにするためで、とても重要なことです。

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早速30弁用小箱の契り溝を加工しました。

快適、快適!

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2016年12月 9日 (金)

ステンドグラスオルゴール用材の準備

先日のステンドグラスオルゴール用の材を製材しました。

左からウォールナッツ2種、山桜2枚、その隣がサイカチ(皁莢)で一番右はケンポナシです。
いずれも十分に乾燥した材ですが、製材後、ストーブの部屋にしばらく立て掛けて様子を見ながら品定めです♬

ウォールナッツと山桜はよく使う樹種ですが、サイカチはマメ科ジャケツイバラ亜科(何じゃそりゃ?)サイカチ族の落葉高木で豆は生薬として、また鞘にサポニンが多く含まれるため古くから洗剤として使われたようです。石鹸に含まれるアルカリが絹を傷めるため、高級な着物等の洗濯には特に重宝されたようです。私の持っているこの材は柾目板でこの寸法のが4枚しか取れなかったのですが赤味を帯びたきれいな褐色で、55mm厚で3年間桟積みにしてあったのを今年の2月に挽いた物ですがほとんど狂いは出ていませんでした。固さは中庸で良く響くような気がします。

ケンポナシはたまに使いますがクロウメモドキ科の落葉高木です。典型的な管孔材で低音がよく鳴ります。
江戸指物では桑の模擬材としてよく使われるようです。杢の出た物はとても美しいんですが、なんせ、希少材ですので・・・
(この材も上の方だけ少し杢が出ています。全面入っていればもっと高価なんでしょう。)

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2016年12月 8日 (木)

30弁新型オルゴールその3

各箱の蓋の形と構造が決まり、部材を切り出しました。

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箱の内面と響板を仕上げてオイルを塗布し乾燥中です。

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接着前にもう一度仮組をして不具合がないかよくチェックします。

今日はもうそろそろ暗くなって来るので接着は明日にします。

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久々の京都コンサートホール

昨夜は久々に京都コンサートホールに行って来ました。最近はカフェ・モンタージュ通いで、何と2年近く行ってなかったようです。昨日はビブレで買い物をして時間が少し早かったので北山までぶらぶら歩いていきました。
写真は北大路橋の欄干ですがこうして見ると昼間と違い、なかなか風情のあるものです。

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今日のプログラムはプラハのプラジャーク・クヮルテットの演奏でベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番、モーツァルトトとブラームスの弦楽五重奏曲でした。弦楽五重奏曲はロータス・カルテットのヴィオラ奏者、山崎智子さんが加わりました。

近頃カフェ・モンタージュのサロンコンサートに慣れているせいか、ステージが遠い!!座席は前から5番目ですからかなり近いはずなんですが・・・(笑)

それはさておき、プラジャークQの緻密で息の合ったすばらしい演奏が楽しめた一夜でした。

2016年12月 6日 (火)

蕎麦パーティ

今日は工房仲間の蕎麦パーティの日です。急坂の途中にある名残りの紅葉を愛でながら足取りも軽くいざ、工房へ!
山の中は日照が短いせいか下界よりも遅いですが、ここのモミジは手前の高野槙のグリーンとの対比がとてもきれいです。

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 パーティ会場はここ、H工房の囲炉裏の間です。
囲炉裏の前に座っているのは座禅僧?ではありません。囲炉裏の炭をおこしてもらっている」Fさんの息子さんです。

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いよいよ蕎麦打ちが始まりました。そば粉を水で練りますが水には長岡の名水?「馬の池の水」を使います。

http://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000004282.html

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練った蕎麦粉を円形に伸ばしていきます。

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円盤状になったらのし棒でさらに伸ばします。

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ある大きさからは一方向に伸ばしますが一定の厚みに伸ばすのが難しそうですね。まず半分を均一に伸ばして、のし棒に巻き取り、反対側も同じように伸ばします。
力を入れすぎると蕎麦が切れてしまうし、均一に伸ばされていないと太さがマチマチの蕎麦になってしまいます。

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蕎麦を4層に折り畳んで、いよいよ包丁で切っていきます。

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どうしてあの一定の太さに切るのかと疑問に思ってたんですが、この「駒板」と称するジグを使うんですね!!
そして1カットした後、この巾の広い包丁を少しだけ左に傾けることによって次にカットする巾が自動的に決まるという理屈です。ジグ好きの私にとっては目から鱗です!

実は私も切らせてもらったのですが、何回か切っていくうちにだんだんコツがわかって来ました。
Iさんのようにリズミカルに早くは切れませんが駒板を押さえる力と包丁を傾ける力の微妙なバランスです。
そして蕎麦を切るまな板は平面度が重要であるとIさんが言ってましたがきれいに切るためだけではなく刃の全面がまな板に接していると包丁を傾けた時に駒板がきれいにスライドしてくれるというのがわかりました!

いやいやこの「駒板」なるジグが単なるジグではなく、この蕎麦切り包丁の刃の高さとうまくマッチして機能するとともに上手に使うためには左手、右手の力の掛け具合を会得しなければならないという実にアナログ的な(日本的な)面白いジグでした。

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反対側から見た所です。力はいりません、軽く押せば包丁の重さでストンと切れます。
もちろん刃が切れることとまな板の平面度が重要です。

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蕎麦を茹でるには十分な量のお湯と火力が必要です。
この布袋工房所有の寸胴鍋に18Lの湯を沸かしました。さすがに薪パワーは絶大でストーブの天板を外して直火で熱すると蕎麦を投入しても湯音は下がりません。

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第一弾が茹で上がり、大量の水で冷やして、最後に冷水で締めます。
皆さん、無言で一心にすすっておられますがきっと旨いんでしょう!(笑)

あっ、左端のご婦人は遠慮しておられるのではありません。奥ゆかしいのでもなく・・・ただ単に囲炉裏の熱気が熱いので・・ということでした・・。

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私の分が出来上がって来ました!

蕎麦の産地には特にこだわらない、重要なのは栽培している人の姿勢で、如何にその原料の良さを引出すかです。と言うIさんの丁寧に打ってくれた蕎麦はほんのりと緑がかって、細目のとても上品な蕎麦です。のどごしも最高で久々のおいしい蕎麦を堪能しました。

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参加してくれたメンバーもとても喜んでくれてすばらしい一日でした。

Iさんどうもありがとうございました。

2016年12月 5日 (月)

ステンドグラスのオルゴール

以前にHさんにお願いしていたオルゴール組込み用のステンドグラスが出来上がって来ました!

3枚作っていただきましたがその内一枚はブログプロフィールのバラの図案と同じ物です。
この子は完成して3ヶ月でお嫁に行ってしまいましたが、その2世がやってまいりました!

他の2枚は以下の写真のダイヤ?と葡萄?のような幾何学的な図案ですが2枚ともガラスの色と模様がとても美しいんです!
私のへたな写真ではその質感や輝きを十分にお見せすることができませんが、もちろん、これらをオルゴールの蓋に組込みますのでその時は現物を見ていただけると思います。

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このステンドグラスが映えるような箱を作らないといけません!
材料探しにあれやこれやとストックから引っ張り出しては楽しい時間が過ごせそうです(笑)

Hさん、ありがとうございました。出来上がったらまたお見せします。

蕎麦パーティの準備

今日はせっせと竹の箸削り、30本(15膳)と菜箸2膳を削りました。

えっ、何でまた・・・明日は野山工房の蕎麦パーティなんです!

先日知り合いになった元手打ち蕎麦店主、今石臼屋さんのIさんが蕎麦を打って振る舞ってくれることになりましたのでその準備です。100%自然食の蕎麦ですからそれを食べるお箸も出来合いのではなく、目の前の竹薮から切って来た竹を割って削った箸でいただくことにします。もちろん、蕎麦つゆを入れる器も竹製です。こちらは布袋さんが担当です。
箸の方も彼が竹を割ってくれたので私はそれを鉋で削っただけですが(笑)、ずっと前に作ったこの箸専用の削り台が役に立ちました。これがなければ一人で34本も削る気はしません!

明日の蕎麦パーティが楽しみです。

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2016年12月 4日 (日)

30弁新型オルゴールその2

箱本体の部材の仮組ができました。

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蓋の部材を作ります。
カットガラスを入れる物と

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杢板を入れる物等を用意しました。

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5台の内、同じ形の物は2台だけです。
同じ物を作るのは面白くないので・・・・。

今日は3時前から雨で4時になると暗くてほとんど見えませんのでこの辺で帰る事にします。続きはあした〜。

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2016年12月 3日 (土)

ウエーブボックスのオルゴール

一台だけ残っているウエーブボックスに30弁のオルゴールを取付けることにしました。

大きさはちょうど30弁にぴったりです。

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底板が15mmの厚さがあり、ムーブメンを取付けるには分厚すぎるのと底部に空間がないと音響効果的に今一なので底をくり抜いて新たにスプルースの響板を取付けることにしました。

まず4隅に1/2”のフォスナービットで穴を開けます。

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底板をくり抜きますが糸鋸盤ではヘッドがつかえて加工できないのでトリマーテーブルにスパイラルビットを付けて5mmずつ、3回に分けてカットしました。

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底板にチャンファービットで大面を取ります。響板と響板押さえ板を準備します。

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響板押さえ板を留で合わせます。一枚づつ微調整して合わせます。

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ピッタリ収まりました。

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今回はアクリル板を響板押さえ板を介して本体側板にネジ止めするのでアクリル板には45°傾斜した小穴を開けなければなりません。
そのままで傾斜穴を開けるのは無理なので端材に45°傾斜した3.2mmの溝を切ったジグを作り、穴開けします。
(3mmアクリル板には両面に保護シートが貼ってあるので3.2mmの溝がぴったりです。)
こうすることによって2mmの細いドリルでも流されずに正確な斜め穴が加工できます。

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さらに4.1mmドリルで皿モミします。この加工はこのジグがなければ到底無理です!

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きれいな傾斜の付いた2mm皿穴が加工できました!

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蓋を閉めると演奏が止まるタイプのストッパーを取付けますが市販品にはないので真鍮板と丸棒を加工して作ります。

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けっこうきれいに取り付きました。動作もスムーズです。

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響板の裏から放射される音がよく響くように裏板の4隅に真鍮製のフットを打ち込みました。

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アクリル保護板と蓋を取付けて完成です。

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2016年12月 2日 (金)

30弁新型オルゴールその1

30弁のケースが減って来たので新しく作ることにしました。

樹種は4種類、今回はウォールナッツ、モンキーポッド、ケンポナシ、山桜の4種類で5台作ります。
とりあえずは板厚と巾を揃えてプレーナーを掛けました。

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所定の長さに切断しました。大きい方の3台は留め、少し小さい2台はボックスジョイントで組むことにしました。

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スプルースの響板を用意して、留め接合の方の内面に響板とアクリル受けの入る溝を切りました。
部材が小さいのでトリマーテーブルにスロットカッターを付けて加工しました。
小型の2台はボックスジョイントの加工ができてから溝を切ります。

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基本的な機械加工が完了しました。

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2016年12月 1日 (木)

50/72弁用簡易型ストッパーの試作

私の作る50弁や72弁のオルゴールは箱の前面で操作するストッパーを取付けていますが時の音色さんのメルヘンオルゴールにはストッパーがありません。というより通常はストッパーを必要としないのですがコンサートの時には付いていると曲の頭出しや終了時に何かと便利です。それと他のからくりオルゴールにも応用できそうなので試作してみました。

コンセプトは
1)特殊な部材や高価な部品を使用せず、手持ちの端材等で製作可能なこと。
2)既存の装置にも簡単に取付け可能なこと。
3)構造がシンプルで操作性が良いこと。

1)に関してはφ3の真鍮丸棒以外は全てその辺に転がっている端材です。アルミの不等辺アングルは工房の窓を作った時の余り材で短いのがいっぱいあります。板バネに使ったリン青銅は何かの切れ端、軸受けのモアビ材は端材です。

2)はムーブメントのM4取付けネジにアルミアングルに開けた穴を嵌めてナットで締めるだけで完了!アングルのコーナーがムーブメントの角にピッタリ沿うのでネジ一本でがたつきはありません。

3)はプッシュプル方式で板バネによるクリックストップ機構を備えているので使用感もまずまずです。

ということで突然の完成写真です。思い立って2時間余りで完成しましたので試作としては大成功です!

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72弁のムーブメントに取付けたところです。

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ノブを押すと真鍮のロッドの先端がストッパーレバーを押して演奏が開始されます。
この位置で止めておけば連続演奏。

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ノブを引っ張っておくとストッパーレバーはフリーとなり、演奏が一曲終わると自動停止します。

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板バネのクリックストップ機能によりどちらの位置でもカチッという感触で止まります。
軸受けが木製で、板バネによりロッドが押し付けられているので振動しても不快な音やビビリを発生しません!

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2016年11月30日 (水)

クロモジ茶

筋向かいの布袋弘法さんからお茶のお誘いがあり、いつものとおりマイカップを片手に行くと「今日はクロモジ茶やで!」「・・・そんな茶があるの???」

袋を見ると「ふくぎ茶」と書いてありますがこのお茶の産地、隠岐諸島の中ノ島ではクロモジのことをふくぎと言うらしいです。

で、クロモジとはそうです、和菓子の楊枝に使われるあの黒文字です。

クロモジはクスノキ科の落葉低木であの楊枝特有の爽やかな香りのする木で昔は石鹸や香料にもよく使われたそうです。
匂いの主成分は多分リナロールやリモネンだったと思います。リナロールはローズウッドから採れる精油にもっとも多く含まれているらしいですがクロモジはローズウッドとはまったく違う香りですね。

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このクロモジ茶は水から煮出すということなのでお茶が沸くまでしばしの間効能書きを読んだり、隠岐諸島に付いての談義!

しかし、これは正にクロモジの枝と材をササガキにした材木そのものですな!(笑)
いやいや、どんなお茶になるのか楽しみです!

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私は在職中に隠岐島にはしょっちゅう仕事で行ってましたが、こんなお茶は聞いたことがありませんでした。
隠岐は島前と島後に別れ、私が行っていたのは一番大きな島後の隠岐島で中ノ島は島前にある島とのことで、ふくぎ茶(クロモジ茶)を飲むのはこの島だけらしいです。

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湯が沸いて来ると部屋中がクロモジの良い香りで満たされて来ました!

一口飲むと、香りはもちろん、味も爽やかでとても美味しいお茶です!!
色も少し赤味の強い琥珀色で、これはガラスの器に入れればさぞかしきれいでしょう!

なぜ、このお茶が一般的にもっと飲まれないのか不思議ですが、製法はいたって簡単なようですのでクロモジの木を大量に手に入れて、そのうちに自家製のクロモジ茶を作って野山工房の名物にしましょう!

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2016年11月29日 (火)

50/72弁用延長シャフト

時の音色さんから頼まれた50/72弁用の延長シャフトを作ります。

今回は10個ということで(私にとっては大量生産!)できるだけ効率的な行程を考えて加工しました。
延長シャフトの場合、非常に単純な作業ですが、M8のダイスによるねじ切り、反対側のM4のタップ加工とそれらに付随する前行程があり、主軸のチャックの開閉数、刃物の交換および、旋盤のX軸、Y軸のハンドル操作をいかに少なくするかです。そして10個をできるだけ同じ寸法に仕上げなければなりません。

右下隅と袋に入っているフランジが今回使う市販品のレベルフット用のフランジです。
このフランジのM8雌ネジに合うように予め30mmに切断したφ8丸棒の先端にM8ダイスでネジを切りますがネジ部の長さを一定にするために端から6mmの位置にマーキングします。

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刃物台に取付けた剣先バイトを送って主軸を手で回しながら約0.5mmの深さに切り込みを入れます。

10本全部に切り込みを入れてからネジを切る部分を斜剣バイトでφ7.80になるように挽きます。
Y軸の送りハンドルを固定したままでワークの方を取り替えて同じように挽きます。
チャックの開閉回数は増えますが、同じ寸法に仕上げるためにはこの方が早く正確に加工できます。

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ダイスの切り始めの喰い付きを良くするために60°程度の面取りをしておきます。

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左が面取りの終わったシャフト、右はφ7.80まで削っただけのシャフトです。
面取りはしなくてもネジは切れますが面取りをしておくことによって切り始めの切削抵抗が小さくなり、結果的に早く正確にきれいな加工ができます。ねじ切りはタップでもダイスでも始めが肝心です!

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ワークを芯押し台に取付けたドリルチャックにセットし、主軸にM8ダイスを装着したダイスホルダーを取付けて、主軸を手で回してネジを切ります。
タッピングペーストを付けて切っていきますが、M8ともなるとけっこう力がいるんです。

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フランジにうまく垂直に付きました!

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次にシャフトの反対側にM4のタップを立てるために下穴を開けますが、まず端面を斜剣バイトで削って平面を出し、センタードリルでセンター穴を開けます。これはM4の下穴φ3.3ドリルのガイド穴となります。

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ドリルをφ3.3に取り替えて深さ15mmの穴を開けます。

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深さ10mmくらいまではスムースに開きますが、それ以上になるとキュ〜〜と音がして抵抗が大きくなります。
一旦ドリルを戻して切り粉を排出し、先端に切削剤を少量塗り付けて15mmまで送ります。

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下穴が全て開いたらM4タップに替えてダイスの時と同様に主軸を手で回してM4のネジを立てます。

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シャフトにバフを掛けて完成です。

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久々に延長シャフトを作りましたが今回は金属加工用の旋盤があるのでやはり木工旋盤で加工するより格段に早く正確にできました。(10個で1時間位!)

2016年11月28日 (月)

午後から工房へ

みやこめっせから帰り午後は工房へ、今日は黄色の絨毯です。
昨夜来の雨と風で落ちた、これはエノキの黄葉ですね。

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普段は杉木立と竹に隠れてあまり目立ちませんが、この季節、黄葉した落ち葉につられて見上げると樹高20mはありそうな立派なエノキが崖の上と言うか斜面に立っているんです!

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こちらはちょっと大きな黄葉、たぶんクズだと思います。

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今日は工房へ戻って展示台の棚板の最終仕上、表面の鉋掛けとオイル塗装をしました。

サンドペーパーではこの桐独特の光沢が出ないのです。鉋掛けにより目立たない木目もきれいに出ます。
桐を鉋掛けするとフワッフワの鉋屑がいっぱい出ます。桐は導管が太いため完全にレース状です。

汚れ防止と表面を少しだけでも硬化させるためオイルをたっぷり吸い込ませておきます。

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「一木一優」木工芸・漆 展

今日は朝から知り合いの木工家さん達の展示会「一木一優」木工芸・漆 展に行って来ました。

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場所はみやこめっせです。地下鉄東山駅に少し早く着いたので付近をうろうろ散策しながらゆっくり会場に向いました。

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京都市内の紅葉もすっかり終わりですね。

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図書館の前に展示してある市電、なつかしいです。
この車両はもともと800型として昭和25年頃から製造されたうちの一両ですが後にワンマンカーに改造され、1800型となっています。1860は確か大宮交通公園に展示されていましたがここ、岡崎公演に最近引っ越して来たようです。

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みやこめっせ向かいのロームシアター前にはロンドンタクシーが2台停まっていました。
ロンドンで有名なタクシーと同じ車両ですがこちらは真っ赤に塗られています!(なぜかCHANELのロゴ入り)
ロンドンタクシーは別名「ブラックキャブ」と呼ばれる黒塗りのオースチン、長さは5m近くあると思いますが最小回転半径は日本の軽自動車と同程度です。

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さてさて10時になったので展示会場にやってきました。(芳名録一番乗り!・・笑)

8名の作家さんの作品が2つの部屋に展示されています。この部屋は「Myテーブル」コーナーで、それぞれの作家さんのテーブルとそれに付随する作品がレイアウトされています。

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案内状をいただいた、今や伝統工芸師さんでもあるIさんのコーナーです。
非常に細かい細工と丁寧な漆塗りが施されています。

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部屋の中央にデ〜ンと置かれたこの”ロータリーテーブル”
これは天板がリバーシブルになっていて裏面は(どちらが裏なのかは聞きませんでした!)黒の漆塗りとなっています。
この面はイタリア製だったかな?のガラスのタイルらしいです。一粒の直径は10〜15mmくらいで扁平なマーブルチョコみたいな形でした。なんともインパクトのある作品です!

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こちらは女性木工作家Yさんのテーブルとスツール、直線的でシャープなデザインですが機能的で日常使いには一番使い易いでしょうね。

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これはまたグラマラスな脚のスツールですが・・・欅なので重いでしょうね!(笑)

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Aさんの真空管アンプ(シャーシの枠とレベル調整ツマミが木製・・トランスはタンゴ製が使われてました・・懐かしい!)
そしてフォステクスのユニットを使ったスピーカーボックス・・・ナチュラルないい音です・・。

あっ、下のテーブルがメインなんですかね?
ついついアンプとスピーカーに目が行ってしまいました(笑)
今回のテーブルは脇役にまわっているようで・・・ひょっとしてAさんの思いもそうなのかも?

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今年の木工の技法コーナーは曲げ木、曲げワッパや素材や、湯煎するための容器等も展示されています。

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隣の部屋には各作家さんの通常?の作品、まず、目を引いたのはこの擬宝珠の形と題したろくろ作品です。
カラフルに彩色された物もあって、見てるだけで楽しいですね。

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Iさんの小引出しや正十角形の箱もの、五稜箸等、手の込んだ緻密な作品群です。

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Yさんのモビールですが、なんとこのプロペラがモーターでゆっくりと回るんです!(反対側にも4枚あります。)
まるでスタジオ・ジブリのアニメに出て来るような雰囲気!
もう電池がないかも・・と言いながら回して見せてくれました。
直線と優美な曲線のハーモニーがすばらしい。じっと眺めていてもまったく飽きませんね。

このモビールの前でYさん、Aさんそしてもう一人のAさんと木の話を交えながらオーディオ談義、もうこうなると好き者同士、話は止まりませんので切りのいい所で失礼しました。

とても楽しい会話ができた1時間でした。

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この写真、まるで空をゆっくり飛んでいるようにけっこううまく撮れたと思います!
(バックは白い壁なんですが淡いブルー系のスポットライトが点いていたようです。)

展示会は明日まで開催されていますので興味のある方はどうぞ見に行って下さい。
明日は最終日で10:00〜16:00までです。

2016年11月27日 (日)

展示台改良の続きの続き

 

今回の展示台ですが、左右のウイング部分を90°手前にスイングできるようにしました。

これによりコーナーや狭い場所でも設置可能です!
また、0°〜90°の任意の角度でも使えますからいろんな場所に柔軟に対応できそうです。もちろん、中央のユニットだけでもOKです。

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通常の直線的な設定です。

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そして今回のは軽量化にも関わらず、構造の改良により強度もかなりアップしました。

2016年11月26日 (土)

展示台改良の続き

光明寺の畳の間での工芸作家展も終わり、次のフロアでの展示会に向けて組み立て式展示台の改良の続きを行いました。

軽量化のため棚板はすべて桐、支柱と足は鬼胡桃です。

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全長は2.7mちょっとですから長机1.5台分なので会場に置けば大して長くないんですが・・・工房内では少々もてあましております。

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2016年11月24日 (木)

なぜか鍋の蓋

右はフライパン用の蓋で、本体は杉、持ち手は栗です。これは家で使っているのが傷んで来たので新たに作りました。が、昨日長女に持って帰られました!・・ま、いいか家のはまだ使えるし・・・。
蒸し焼きや調理した物の保温に重宝します。
左の丸いのは本体、持ち手とも栗です。
接合はどちらも通し蟻でもちろん接着剤は使いません。

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丸いのはこの天ぷら鍋をもらったのですが家には天ぷら鍋あるし、工房で使おうかな?と思いましたが工房で天ぷらはしません。また蓋がないと天ぷら以外の用途には不便ですので作ってみました。これからの季節、うどん、ラーメン、スープ、シチュー、ポトフなど何でも使えそうです。(笑)

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